内容説明
混乱の国際情勢を読み間違えるな!いま知るべき国際ニュースを新たな視点で読む。外交交渉のプロが完全解説!
目次
序章 安倍政権のロシア外交をどう見るか
第1章 北方領土外交を振り返る
第2章 欧米では報道されないウクライナ情勢
第3章 中東・ユーラシア地域を経済で見るロシア
第4章 中東・中央アジアの新地政学
第5章 沖縄と尖閣諸島をめぐる中国外交
第6章 先が見えない北朝鮮外交
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ。同志社大学神学部、同大学院修了後、1985年外務省入省。在ロシア日本国大使館など勤務後、外務本省国際情報局にて主任分析官として活躍。2002年に逮捕。2009年6月有罪が確定し失職。2013年6月に執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。2005年『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)にて第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。翌2006年の『自壊する帝国』(新潮社)で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Happy Like a Honeybee
9
ユーラシア同盟、TPPの経緯が参考になった。 日本人は国力を過小評価する傾向があるが、ロシアは日本を帝国主義の一つと見なしている。 沖縄と尖閣諸島を巡る外交。北朝鮮の挑発行為など、現実は目が離せない展開だ。2017/09/08
よっしー
0
ロシアの声から世界状況を読み解いていく。 基本文法を身につけることで、現在の状況を正確に把握し、これからの動向をある程度推測することが出来ると述べている。 一つひとつは短いが、踏み込んだ内容を記しており、一読の価値はあり。 後半、少し読みにくさを感じた。2017/07/30
ぷー
0
朝日新聞の記事を元に、佐藤氏の見解を述べていく。 てんぽがよく、見ていて楽しい。2019/09/15