目次
第1章 アマゾンの「ブラック化」が進んでいる―お前は有能だ。だから猛烈に働け。給料は安いがな
第2章 アマゾンはライバルを絶滅させる―命までは奪いません。生存手段を根こそぎ頂くだけです
第3章 アマゾンは社会正義のアウトローか―税金逃れ?まさか。少なくとも違法ではありません
第4章 アマゾンは伝統に容赦ない―古い町には古い王がいる。支配するには町ごと壊せ
第5章 アマゾンは株主を踏みにじる?―投資に感謝です。配当はゼロです。会社は赤字です
第6章 それでもアマゾンは顧客のためにある―君はまだ金をあがめるのか。現代の神はユーザーだろう
著者等紹介
桑原晃弥[クワバラテルヤ]
1956年広島県生まれ。慶應義塾大学卒。業界紙記者、不動産会社、採用コンサルタント会社を経て独立。転職者・新卒者の採用と定着に関する業務で実績を残した後、トヨタ式の実践、普及で有名なカルマン株式会社の顧問として「人を真ん中においたモノづくり」に関する書籍執筆やテキスト、ビデオなどの各分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
isao_key
13
労働環境の悪さを指摘されるamazon。本書はジェフ・ベゾスの経営哲学について紹介する。まえがきに端的に書かれている。「ベゾスには、ユーザーのためになるなら、少しぐらいの不幸や悲劇は気にしない強さがある。よりよいサービスのために、社員に信じられないハードワークを要求する。より速い流通のために、限界まで倉庫の効率化を推し進める。より安くを実現するために、出版社に無理難題を押し付ける。(中略)多少は譲歩したり、共存共栄の道を探ったりする場面でも、一方的に勝利することを望む」破天荒だが無視できない人物でもある。2017/02/08
魚京童!
12
雑。2016/08/21
templecity
11
徹底的に部下をこき使う。自分にも厳しいのでそこまでの会社が創れたのだとは思う。他のGAFAに比べ福利厚生は劣っていたが、そこは実力で勝ち上がれば報酬は得られる。黎明期での流通業界との訴訟にもたじろぐことなく前面で立ち向かう。 2022/02/22
Akiro OUED
9
ライバルを潰すどころか、業界を消滅させる仕事術。全てはお客様のために、というベゾスのポリシーが、妙に和風だ。アマゾンは、大きく、速く、安く、を追求するのに加えて、自身があっという間に潰されることへの恐れを抱き続けている点が、普通の大企業とは異なっている。成功は、破滅の母。2022/01/16
A
6
後悔最小化フレーム!2019/01/28