リュウ・ブックスアステ新書
偶キャリ。―「偶然」からキャリアをつくる

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  • サイズ 新書判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784766710502
  • NDC分類 366.29
  • Cコード C0230

内容説明

『偶キャリ。』とは…もともと、スタンフォード大学のクランボルツ教授の提唱した理論がベースにあります。その理論は、『人生は、「たまたま」や「偶然」の出会いで決まっていくことが多く、その「たまたま」や「偶然」も本人がそれと意識せずに行なったことによって生じている』という理論です。

目次

第1章 「キャリア」はつくるものか(キャリアデザイン信仰の落とし穴;「Planned Happenstance」という考え方)
第2章 「偶然」からキャリアをつくった10人(「デザイン通りに生きるのではなく、生きながらデザインしていく」―榎本英剛(CTIジャパン創業者)
「変われることの方が変われないことよりもずっといい」―内海房子(NECラーニング代表取締役執行役員社長) ほか)
第3章 「偶然キャリア」から学べること(「偶然」を「必然」に変える力;「戦略」ではなく「感性」でキャリアをつくる)
第4章 「キャリア」を支えるもの(「メンター」との出会い;一〇人が出会ってきたもの ほか)

著者等紹介

所由紀[トコロユキ]
1985年東京外国語大学外国語学部卒業。86年株式会社リクルート入社後、人事・マーケティング関連調査の企画・分析・レポーティングを担当する。その後、フリーとして活動し、99年中小企業診断士登録。人事(HRM)コンサルタントとして企業のコンサルティング・研修を行うかたわら、講演や雑誌への原稿執筆を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みき

2
「Planned Happentance (計画された偶発性)」理論をベースに10人にそのキャリアについてインタビューした本。この理論はクランボルツによる「人生は『偶然』の出会いで決まっていくことが多く、しかもその『偶然』は本人が無意識に行ったことによって生じる」というもの。ポイントは、「常にアンテナをはり、自分の心の声にも敏感であること」と、「自分の弱みを含めて常に周りの人にオープンマインドに発信すること」かな。つまり、「偶然」と言っても単に受け身で流されて行き当たりばったり、とはちょっと違うわけだ。2015/02/21

APO

0
引き寄せの法則に近い気もする。アンテナを高く張り、行動することによって偶然の種を蒔く。そうなると、偶然のように思えて必然なのかもしれない。自らの行動によって偶然を引き寄せているのだ。毎日を惰性で生きるのではなく、自分らしく生きるために行動していきたい。2017/03/02

Tadakatsu Baba

0
Planned Happenstanceという考え方はこの本を読むまでは知らなかったが、著者自身が経験したことで生まれた書とも思える。取り上げられた方々は他のビジネス書でも取り上げられる著名人のキャリアの描かれ方が、普通のサクセスストーリーとは一味違った分析が面白かった。2012/10/14

大宮

0
前から気になっていた本。「Planned Happenstance」的なキャリアをもつ人達のキャリアストーリーと、所さんによる個々のケースの分析(要約に近い)、包括的な分析。分析は大して参考にならないけど、それぞれのストーリーは面白く読めたし、第三章ではこのテーマをとりあげようと思った著者の問題意識が垣間見えた。「戦略的な」「勝ち残る」為のキャリア、という考え方に違和感がある人は、発見があったり気が楽になると思うのでおすすめ。2011/09/17

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