内容説明
「国際化」がはやり言葉になっている。しかし、目に見える部分や統計ばかりで、日本の「国際化」を診断するのは片手落ちである。目に見えない部分、統計で示すことのできない部分こそ、日本の「国際化」を考えるとき重視しなければならない。著者は、この目に見えない部分―日本人の意識構造―に光をあて、われわれ日本人の自分自身に対する“誤解”を鋭く浮き彫りにしている。国際社会における日本および日本人への警鐘のみならず激励の1冊でもある。
目次
序章 日本人が知らないニッポンの神話
第1章 日本人の意識構造ここに問題がある
第2章 日本はいつまで成功者でいられるか
第3章 日本人は本当に国際人になれたか
第4章 日本への誤解はこうして生まれる
終章 日本人は本当に日本を愛しているか