内容説明
第2版は初版と同じく、哺乳動物細胞の生化学をわかりやすく解説すること、細胞レベルでの生化学的出来事を全動物体で起こっている生理的過程に対応させること、そして、ヒトの病気にみられる生化学的過程が正常から逸脱していることについて実例を示すこと、などに重点を置いた。主として、医科大学の学部学生の生化学の教材を意図して書かれているが、より上の学生や大学院生が用いても十分役に立つ内容を備えている。
目次
第13章 プリンヌクレオチドおよびピリミジンヌクレオチドの代謝
第14章 代謝の相互関連
第15章 ホルモンの生化学 1―ホルモンレセプター、ステロイドおよび甲状腺ホルモン
第16章 ホルモンの生化学 2―ペプチドホルモン
第17章 DNA―複製過程と修復
第18章 RNA―転写および転写後修飾
第19章 タンパン質合成―翻訳および翻訳後修飾
第20章 遺伝子発現の制御
第21章 各組織の代謝
第22章 鉄とヘムの代謝
第23章 ガス輸送とpH調節
第24章 栄養素の消化と吸収
第25章 栄養学の原理 1―大栄養素
第26章 栄養学の原理 2―小栄養素