内容説明
数学パズルの世界は、それは奥の深いものですから、当然の事ながらこの本だけで表せるものではありません。しかし古くからある数学パズルに人々の心が奪われる理由は、人間がいつも探求心を抱いているからに違いありません。数学パズルの問題の中には、一見して実用的な価値がなさそうでも、次の時代には大発見をもたらすカギとなるかもしれません。本書の内容の多くは1960年から1964年まで発行したレクリエーショナル・マセマティカル・マガジン誌の中から取り、さらにその読者からの注意や意見も取り入れてあります。そして最終的には、訳者からの最新データも加え、より新しいものにしました。
目次
第1章 数の楽しみ(数とその約数;完全数・完全過剰数;素数;親和数;0123456789数字を楽しむ;ナルシストの数;再現数;VR数;多重等式;雑題;階乗の積;誤植;保型数;二つの少しばかり大きな数)
第2章 アルファメティクス(アルファメティクス―問題;アルファメティクス―解答)
第3章 いろいろな問題(ネズミの問題;ディプロメント;ドミノで楽しむ;解放された弦;跳ね回るビリヤード球)
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