内容説明
本書は、新規格のCOBOLによる大型事務処理バッチ系順次ファイル処理という限定された分野でのプログラム構造を考えようというテーマを扱ったものである。事務処理システムのバッチプログラムの場合、今やほとんどの企業の情報システム部門やコンピュータメーカーがプログラムのパターン化を行なっている。本書の目的は、世の中に一般的に普及しているパターンの欠陥を指摘し、それに代わる標準的なパターンを提唱することにある。
目次
1 パターン比較の意義を理解するためのサンプルプログラム仕様
2 パターン比較のための簡単な例題
3 例題の解答と簡単なコメント
4 従来のプログラムパターンの問題点
5 「三分法」概要
6 三分法パターン解説
7 演習問題