歌舞伎四季の巡り

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歌舞伎四季の巡り

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  • サイズ 46判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766430813
  • NDC分類 774
  • Cコード C0074

出版社内容情報

「歌舞伎ならでは、歌舞伎にしかありえない芝居」を
春夏秋冬の選りすぐりで魅せる
大人のための歌舞伎入門書

歌舞伎は、現代にも生きている演劇でもあれば、一面、古来文芸やさまざまな伝承との深い関わりも持っている。そのどれをも、切り捨てることは不可能な生命体である。『古今集』が春の部に始まり四季の巡りに沿って編まれていることと、歌舞伎の姿・かたち、ひっくるめて言えば「在(あ)り様(よう)」は無縁ではない。
「歌舞伎ならでは、歌舞伎にしかありえない芝居」を春夏秋冬の選りすぐりで魅せる大人のための歌舞伎入門書。


【目次】


1 春 『助六』:助六の啖呵
2 春 『曾我対面』:助六と表裏の一幕
3 春 『勧進帳』:リーダーの理想像
4 春 『弁慶上使』:さまざまな弁慶像
5 春 『義経千本桜』:タイトルロールとしての義経
6 春 『押戻』:歌舞伎十八番とは?
7 春 『鏡獅子』:新歌舞伎十八番の代表
8 夏 『髪結新三』:舞台の上の初夏
9 夏 『鈴ヶ森』:権八と長兵衛
10 夏 『極付幡随長兵衛』:二人の長兵衛
11 夏 『与話情浮名横櫛』:江戸のメロドラマ
12 夏 『沼津』:道中双六のひと夜
13 夏 『仮名手本忠臣蔵』五・六段目:四十八人目の義士
14 夏 『絵本太功記』:光秀の三日天下
15 夏 『修禅寺物語』:近代新歌舞伎の魁
16 夏 『伊勢音頭恋寝刃』:歌舞伎の夏姿
17 夏 『夏祭浪花鑑』:酷暑の宵の惨事
18 夏 『東海道四谷怪談』:裏から見た忠臣蔵
19 秋 『摂州合邦辻』:無明の闇につながる伝承
20 秋 『ひらかな盛衰記・逆櫓』:平仮名で綴った歴史
21 秋 『石切梶原』『源太勘当』:梶原家の人びと
22 秋 『源平布引滝』「義賢最期・実盛物語」:物語という叙法
23 秋 『一条大蔵譚』:作り阿呆の生涯
24 秋 『仮名手本忠臣蔵』七段目 祇園一力の場:廓の秋
25 秋 『双蝶々曲輪日記』角力場・引窓:放生会の夜
26 秋 『義経千本桜』三段目「鮓屋」:世話場と愁嘆場
27 秋 『盛綱陣屋』:歌舞伎仕立て大坂の陣
28 秋 『俊寛』:歌舞伎の海
29 秋 『菅原伝授手習鑑・寺子屋』:身代りという虚構
30 秋 『妹背山婦女庭訓』道行・三笠山御殿:疑着の相と乙女の一念
31 秋 「だんまり」:顔見世の恒例
32 冬 『心中天網島』河庄・時雨の炬燵:痴愚を包む?被り
33 冬 『天衣紛上野初花』河内山・直侍:夕映えの中の江戸
34 冬 『水天宮利生深川』筆屋幸兵衛:没落士族の不条理
35 冬 『青砥稿花紅彩絵』白浪五人男:盗賊たちの履歴書
36 冬 『元禄忠臣蔵』:新歌舞伎の忠臣蔵
37 冬 『仮名手本忠臣蔵』八段目・九段目:忠臣蔵外伝の妙趣
38 冬 『恋飛脚大和往来』封印切・新口村:見栄の場での公金横領
39 冬 『人情噺文七元結』『芝浜の革財布』:落語種、歳末の生活感
40 春 『廓文章』吉田屋:町人世界の貴種流離譚
41 春 『新版歌祭文』野崎村:無垢な乙女の悟り
42 春 『お染久松色読販』お染の七役:究極の早替わり
43 春 『隅田川続俤』法界坊:ドタバタ劇の深奥
44 春 『十六夜清心』:江戸の不条理劇
45 春 『本朝廿四孝』十種香・奥庭:型の美学
46 春 『関の扉』:荒唐無稽の美学
47 春 『一谷嫩軍記・熊谷陣屋』:語られるもう一つの歴史
48 

内容説明

「歌舞伎ならでは、歌舞伎にしかありえない芝居」を春夏秋冬の選りすぐりで魅せる。大人のための歌舞伎入門書。

目次

春『助六』助六の啖呵
春『曾我対面』助六と表裏の一幕
春『勧進帳』リーダーの理想像
春『弁慶上使』さまざまな弁慶像
春『義経千本桜』タイトルロールとしての義経
春『押戻し』歌舞伎十八番とは?
春『鏡獅子』新歌舞伎十八番の代表
夏『髪結新三』舞台の上の初夏
夏『鈴ヶ森』権八と長兵衛
夏『極付幡隨長兵衛』二人の長兵衛
夏『与話情浮名横櫛』江戸のメロドラマ
夏『沼津』道中双六のひと夜
夏『仮名手本忠臣蔵』五・六段目 四十八人目の義士
夏『絵本太功記』光秀の三日天下
夏『修禅寺物語』近代新歌舞伎の魁
夏『伊勢音頭恋寝刃』歌舞伎の夏姿
夏『夏祭浪花鑑』酷暑の宵の惨事
夏『東海道四谷怪談』裏から見た忠臣蔵
秋『摂州合邦辻』無明の闇につながる伝承
秋『ひらかな盛衰記・逆櫓』平仮名で綴った歴史〔ほか〕

著者等紹介

上村以和於[カミムライワオ]
1940(昭和15)年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、同大学院修士(英文)修了。1977年より、歌舞伎批評・評論活動を雑誌『演劇界』『劇評』を中心に行う。94年より『日本経済新聞』の劇評担当。演劇評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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