出版社内容情報
社会や経済の様々な要因が密接に関わる人口問題。本書では、基本的な諸事実とそれを説明する数理モデルを丁寧に解説。標準的な理論から最新研究までしっかりと学べる。教科書として、また隣接分野から参照するうえでも最適な1冊。
【目次】
はじめに
第1章 序論: 人口学とは
1.1 人口学とは
第2章 人口学の基礎概念
2.1 人口と人口統計
2.2 人口分析に用いられる基礎概念
2.3 人口学的率の構造と人口成長率
第3章 人口規模の分析
3.1 人口増加のトレンドと要因
3.2 人口転換理論
3.3 人口増加の諸問題
第4章 人口構造の分析
4.1 人口の構造
4.2 性別の構造
4.3 年齢構造に関する分析
4.4 高齢化
第5章 死亡に関する分析
5.1 長寿化の動向
5.2 死亡の測定
5.3 生命表
5.4 死亡率低下と疫学的転換
5.5 死亡の格差
5.6 死亡モデル
5.7死亡指標の要因分解
第6章 出生に関する分析
6.1 出生力と再生産の測定
6.2 出生水準の動向
6.3 出生力の決定要因
6.4 出生力転換
6.5 日本の出生力転換
6.6結婚と結婚の解消
第7章 人口推計
7.1 人口学における人口推計
7.2 レスリー行列による人口推計
7.3公的将来推計人口」の考え方と推定方法
7.4 将来人口推計の政策議論への応用
第8章 安定人口理論
8.1 安定人口理論
8.2 安定人口年齢構成
8.3 内的成長率
8.4 繁殖価
8.5 安定人口理論の応用
おわりに
内容説明
人口減少・少子化・高齢化などの人口問題を検討するために欠かせない人口学。その分析手法としての形式人口学を中心に人口と相互に影響を及ぼしあう要因を扱う実体人口学もあわせて解説する。
目次
第1章 序論:人口学とは
第2章 人口学の基礎概念
第3章 人口規模の分析
第4章 人口構造の分析
第5章 死亡に関する分析
第6章 出生に関する分析
第7章 人口推計
第8章 安定人口理論
著者等紹介
石井太[イシイフトシ]
慶應義塾大学経済学部教授。1991年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了(数学専攻)。2014年カリフォルニア大学バークレー校大学院Ph.D.(人口学)。1991年厚生省(現・厚生労働省)入省。2004年より国立社会保障・人口問題研究所で将来人口推計・死亡分析等に関する研究に従事、2012年人口動向研究部長就任。2019年より現職。専門は人口学(死亡分析、数理人口学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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