出版社内容情報
・重症心身障害児への授業づくりの基本を解説。
・健康管理や就学前、および大人になった際の支援・福祉についても紹介。
・重症心身障害の子どもをめぐるさまざまな話題を扱ったコラムを多数収録。
表出や表現が微弱な重症心身障害児への授業づくりについて、目標設定、指導計画、教材・教具などの基本を解説。また、健康管理のあり方や学校卒業後における支援・福祉等について紹介するとともに、重症心身障害の子どもをめぐるさまざまな話題を扱ったコラムも多数収録。幅広い視野で重症心身障害への理解を深める一冊。
【目次】
第1部 重症心身障害
第1章 重症心身障害、重度・重複障害とは
第2部 授業づくりの基礎
第2章 子どもの特性とその理解、実態把握
第3章 学校教育とその授業
第4章 教育課程とその授業
第3部 授業における工夫
第5章 教材・教具とその活用
第6章 「からだ」や太鼓などを教材とした授業の取組み
第7章 基盤となる姿勢づくりと身体接触(タッチケア)の意義
第8章 繊細な随伴的環境づくりと生活を整える福祉用具、その活用
第4部 健康と生活
第9章 健康管理・指導
第10章 就学前から大人としての生活まで
〈コラム〉
障害、障がい、廃人、異常
イギリスにおける重症心身障害の概念
強度行動障害
重複学級とは
高知県立高知若草特別支援学校 土佐希望の家分校
表出・表現の記号
重症心身障害の子どもの自己
医療型障害児入所施設
シェルボーンのムーブメント
活動関与プロフィール
医療的ケアと教育活動
二項関係から三項関係へ
大人の役割としての足場づくり
バイタルサイン
ヒヤリ・ハット
新生児集中治療室と集中治療室
外国にルーツがある重症心身障害の子どもの「家族への対応」