出版社内容情報
見えないけれど、
確かにある――。
石垣島の台湾系移住民の文化と歴史をひもとき、
移民の土着化を深く探る。
本書は「土着化」の視点から、石垣島における台湾系移住民の歴史と文化を掘り下げることで、
彼らが現地の社会に適応しながら自らの文化を持ち込み、新たな文化形態を創り出して根付いていく過程を描く。
また、移住者の信仰や生業を通して、彼らの歴史的意義を浮き彫りにし、華僑研究における新たな考察の一助となることを目指す。
内容説明
本書は「土着化」の視点から、石垣島における台湾系移住民の歴史と文化を掘り下げることで、彼らが現地の社会に適応しながら自らの文化を持ち込み、新たな文化形態を創り出して根付いていく過程を描く。また、移住者の信仰や生業を通して、彼らの歴史的意義を浮き彫りにし、華僑研究における新たな考察の一助となることを目指す。
目次
第1章 移民の土着化
第2章 石垣島の台湾系移住民の移動と定着
第3章 台湾系移住民の土地公祭祀にみる土着化
著者等紹介
三尾裕子[ミオユウコ]
慶應義塾大学文学部教授。博士(学術)。専門は文化人類学。慶應義塾大学東アジア研究所元所長。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。東京大学教養学部、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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