絹の襷―富岡製糸場に受け継がれた情熱

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絹の襷―富岡製糸場に受け継がれた情熱

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  • サイズ 46判/ページ数 344p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766429701
  • NDC分類 639
  • Cコード C0021

出版社内容情報

一五○年間紡ぎ続けた“志”

明治の工場建築は、いくたびかの消滅の試練を乗り越え、なぜ世界遺産登録に
至ることができたのか。その核心に迫る、渾身のノンフィクション!

建築が永遠に残り続けるためには――

・明治の富国強兵・殖産興業政策の先陣を切って、1872年の操業から2014年の世界遺産登録、そして今日まで150年あまりの間、誰がどのようにして富岡製糸場存続の襷をつなぎ、いくたびかの取り壊し案を退けながらこの産業・文化遺産を守ってきたのか。
 そして、いかにして世界遺産登録の座をかち得たのか?
・著者が取材を重ねるにつれ、歴史に埋もれながら、“郷土の誇り” の存続に尽力してきた人々の熱意の連環が徐々に明らかになる。
 そして薄絹のように透明な“ミッシング・リンク” が少しずつ、しかし確実に“現実”という色を伴ってつながっていく過程が焙り出されてゆく。
・世界遺産登録から10周年を迎えるいま、富岡製糸場の「語られざる秘話」の核心に迫る渾身のノンフィクション。
・詳細な年表を巻末に掲載。

内容説明

一五〇年間紡ぎ続けた“志”。明治の工場建築は、いくたびかの消滅の試練を乗り越え、なぜ、世界遺産登録に至ることができたのか。その核心に迫る、渾身のノンフィクション。建築が永遠に残り続けるためには―

目次

プロローグ 古武士
第1章 一人四役
第2章 熱烈な気迫
第3章 至誠、神の如し
第4章 シルク王の執念
第5章 苦渋の決断
第6章 生き残りをかけて
第7章 すべて昔のままに
第8章 誇りを貫く
第9章 採択の木槌
エピローグ 片倉に縁がある者です

著者等紹介

稲葉なおと[イナバナオト]
紀行作家・一級建築士。東京工業大学建築学科卒業後、建築家、建築プロデューサーとして実績を積んだのちに、世界の名建築ホテル旅行記『まだ見ぬホテルへ』で紀行作家としてデビュー。マリオット・インターナショナル・ゴールデンサークル・アワード(ワシントンDC)受賞。インド旅行記『遠い宮殿』でJTB紀行文学大賞奨励賞受賞。その後もノンフィクション、小説、児童小説、写真集と活躍の場を広げ、国内外の名建築の知られざる物語の魅力を掘り起こす。永年に及ぶ建築文化の発展と啓発に関する貢献により、日本建築学会文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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takao

1
ふむ2024/10/02

史縁

0
工場を維持・管理していた企業や群馬県・富岡市の地元の方々の建物に対する情熱があってこそ富岡製糸場は世界遺産に登録された。この手の本にありがちな世界遺産に登録されめでたしめでたし、で終わらず、今後の維持管理の問題点まで提起される。本を読んで2か月後に富岡製糸場を訪れたが、大雪被害による建物の工事が続いており、この本の問題提起が現実のものであることを思い知らされる。2024/09/12

lonely_jean

0
はっきり言ってしまうと富岡製糸場に特に思い入れはない。それでも、短くはない本書を読み通してしまった。サブタイトルの、受け継がれた情熱、はまさしく著者にも。人を動かすのはやはり、データよりも最後は情熱だろう。建物が残されてよかった。2024/11/09

神田智弘

0
大変な取材力とそこにかけた時間と情熱、建築への愛情と敬意。素晴らしいノンフィクションに出会えたことに感謝しつつ、また、建築への関心が大きく高まりました。地元の良いものを再度見直し、残していきたいと思います。2024/09/10

noririn

0
富岡製糸場が世界遺産に認定されるまで、守り抜いた片倉工場と富岡市を巡る重厚な物語。2024/07/17

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