出版社内容情報
◆リベラル・アーツは「ことばの国」の探検だ!
出掛ける、躓く、休息する、忘れる...
本を探し、ことばに触れ、思考の森を歩く旅人は、あれやこれやと「動く」ことで、その散策を満喫しています。読書をめぐる十一の動作から、書棚の迷い人たちに「書国漫遊のモデル・プラン」を提供します。
高校生から社会人まで、本書を片手に探検へとでかけませんか?
目次
実践篇 普段使いのことばで…(出掛ける/探検する;開く/眺める;音読する/躍動する;引き写す/書き換える;食べる/味わう;躓く/途方に暮れる;引く/調べる ほか)
理論篇 ヒュームと共に散歩を…(18歳の読書から「18世紀研究」へ;啓蒙の地平とキーワード思考;ヒューム研究へ「初めの一歩」)
著者等紹介
若澤佑典[ワカザワユウスケ]
慶應義塾大学文学部助教。英国ヨーク大学大学院博士課程修了(PhD in English and Related Literature)。東京大学特任研究員を経て現職。専攻分野はイギリス18世紀研究、アイデアの歴史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つまみ食い
5
さまざまなテーマから本を選んで紹介しており、中には「躓く/途方に暮れる」、「休息する/中断する」など類書であまり見かけないテーマも。ヒュームに特化した巻末のガイドも面白い。2025/07/26
クラウド
0
本は読むだけのものではない、と私は常々考えていた。 探すもよし、眺めるもよし、集めるもよし。 そういう付き合い方ができるものなのだ。 本が好きというと、どうしても「読む」が中心に思われがちだが、この本では本への向き合い方のキーワードが提示され、いきいきとそれらについて語ってくれる。 古今東西さまざまな書籍の紹介もされるため、ブックガイドにもなる。 コンパクトだが、書籍への愛情が凝縮された良い一冊だ。2024/05/04
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