民主主義は甦るのか?―歴史から考えるポピュリズム

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民主主義は甦るのか?―歴史から考えるポピュリズム

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766429466
  • NDC分類 311.7
  • Cコード C3031

出版社内容情報

歴史は繰り返すのか――。

ポピュリズムは民主主義をどのように崩壊させていくのか。
また衰退した民主主義はどうすれば再生できるのか。
現代の難問を解く上で、歴史からのヒントを与える注目作。

世界の潮流は、ポピュリズムを背景にした権威主義体制や、大衆迎合的な政策によって大きく変動している。
戦間期(1920~30年代)、戦後から現在までの各国の動きを歴史的視点から探り、民主主義との関係をめぐって問題提起する。

内容説明

世界の潮流は、ポピュリズムを背景にした権威主義体制や、大衆迎合的な政策によって大きく変動している。戦間期(1920~30年代)、戦後から現在までの各国の動きを歴史的視点から探り、民主主義との関係をめぐって問題提起する注目の書。

目次

衰退する民主主義―歴史から考える民主主義とポピュリズム
第1部 戦間期ヨーロッパの教訓(戦間期ヨーロッパにおける民主政の崩壊とファシズム・権威主義の浸透;オランダの経験―戦間期民主主義における「三つの挑戦」;イギリスの経験―「議会主義への懐疑」と「自由放任の終焉」;オーストリアの経験―「非」ポピュリズム的なファシズム?;ドイツの経験―エルンスト・ルドルフ・フーバーと「ナチズム」)
第2部 戦間期日本の教訓(戦間期日本の政党内閣―緊張・生命・国体;民主主義をめぐる帝国期日本の教訓―かつて日本でも民主的後退があった;なぜ戦前日本の民主化途上体制は崩壊したのか)
第3部 現代における危機(ブレグジットにひそむ記憶と忘却―“一九四〇年”の呪縛?;ロシアのポピュリズム的個人支配体制―その成立と問題点;現代日本のポピュリズム―ノスタルジーとロマン主義)
付論 ポピュリズムを考える

著者等紹介

細谷雄一[ホソヤユウイチ]
慶應義塾大学法学部教授。1971年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学、博士(法学)。専門分野:国際政治、イギリス外交史

板橋拓己[イタバシタクミ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授。1978年生まれ、北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(法学)。専門分野:国際政治史、ドイツ政治外交史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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katashin86

1
民主主義政府はいかなるときにポピュリズム・権威主義的状況に陥るのか、陥った後どうなるのか。戦間期の欧州王および日本、そして現代の危機を各論としてまとめた編著本。日本のみならず各国それぞれ、さらに勉強したい。2024/09/21

hata2

1
ポピュリズムについての各国の動きを歴史的視点から探った論考だが、自分には基礎知識が乏しいので、ここで議論されている内容は理解できたとは言えない。ただ、今後の社会の動きを見る時のヒントを多少は得られたのではないかと思う。2024/09/21

れうしあ

0
民主主義の衰退について、ポピュリズムやファシズム、権威主義の台頭を要因として注目し、歴史的比較と国際的比較から論じる。近年の民主主義の危機はヴァイマール状況に類推される。戦間期ドイツは分断されており、人民の一体性願望にナチは合致していた。ファシズムはトランスナショナルに広がった。オランダは二大政党群を柱とした多極共存型デモクラシーが成立した国だが、近年既成政党を批判するポピュリズムが広がっている。戦間期にも同様の挑戦があった。2024/05/19

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