『ドライブ・マイ・カー』論

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『ドライブ・マイ・カー』論

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766428810
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C3074

出版社内容情報

世界はなぜ『ドライブ・マイ・カー』に熱狂したのか?

アカデミー賞国際長編映画賞、カンヌ国際映画祭脚本賞、全米批評家協会賞4冠などに輝いた濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』。世界を席巻した本作について、アメリカ、日本、香港、台湾、韓国の研究者が徹底分析。



『ドライブ・マイ・カー』はなぜ世界的な評価を得ることができたのか。アメリカ、日本、香港、台湾、韓国の研究者が論考を寄せた国際シンポジウムDrive My Car : A Symposium on Hamaguchi’s Cross-Media Vehicleの内容に加え、西崎智子氏(広島フィルム・コミッション)、文化庁参事官(芸術文化担当)、そして濱口竜介監督への特別インタビューを追加収録。

内容説明

『ドライブ・マイ・カー』はなぜ世界的な評価を得ることができたのか。アメリカ、日本、香港、台湾、韓国の研究者が論考を寄せた国際シンポジウムDrive My Car:A Symposium on Hamaguchi’s Cross‐Media Vehicleの内容に加え、西崎智子氏(広島フィルム・コミッション)、文化庁参事官(芸術文化担当)、そして濱口竜介監督への特別インタビューを追加収録。

目次

『ドライブ・マイ・カー』のせいで気が狂いそうだ(D・A・ミラー(佐藤元状訳))
『ドライブ・マイ・カー』を斜めから読む(斉藤綾子)
インタビュー1『ドライブ・マイ・カー』と広島(西崎智子氏「広島フィルム・コミッション」)
バザンへの回帰―『ドライブ・マイ・カー』における「ワーニャ伯父さん」(ロバート・チェン(冨塚亮平訳))
越境する赤いサーブ―濱口竜介の『ドライブ・マイ・カー』論(ファン・ギュンミン)
『ドライブ・マイ・カー』、あるいは悲しみと過ぎ去った世界について(メアリー・ウォン(佐藤元状訳))
インタビュー2『ドライブ・マイ・カー』と映画振興事業(文化庁参事官「芸術文化担当」)
他者の声を聴け―『ドライブ・マイ・カー』における他者性の構築と受容(藤城孝輔)
世界の循環と生の反復―映画『ドライブ・マイ・カー』における水の主題系と音を伴う回転のモチーフ(伊藤弘了)
アダプテーションの終わりに向かって―濱口竜介の『寝ても覚めても』と『ドライブ・マイ・カー』における翻訳の始まり(佐藤元状)〔ほか〕

著者等紹介

佐藤元状[サトウモトノリ]
慶應義塾大学教授。英文学者、映画研究者

冨塚亮平[トミズカリョウヘイ]
神奈川大学助教。米文学、文化研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Isamash

22
佐藤元状(慶大教授)と富塚亮平(神奈川大助教)が編者。カリフォルニア大名誉教授DAミラー、明治学院大教授斉藤綾子、台湾の国立政治大教授ロバートチェン、香港の嶺南大准教授のメアリー・ウオンら7名が著者。2022年に英語で実施のDrive my carに関する国際シンポジウムの日本語版で2023年出版書籍。大いに興味持たれたが、全体的には論点が小難しくてあまりピントこなかった。2度見てるがカセットテープの回転が車のタイヤの回転に重ねられていたことは気づかなかった。ただ濱口監督の応答的インタビュー回答には関心大2023/09/29

偽読日記

0
映画は楽しんだ。そしてこの本を発見して、教養を深めようか(笑)などと思い借りて来た。メアリー・ウォンが書いたものは、そうなのかと思いながら読む。でも、その他の人たちのもの、私には難しすぎる。映画とその中で語られる言葉と語られない言葉、そういったものを、ここまで細かく見る人たちがいるのだなという発見があった。でもまあ、私にとっては、ふつうに見て、ふつうに物語を楽しむ、これで十分。2024/02/01

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