コミュニケーション研究―社会の中のメディア （第５版）

大石 裕【著】

慶應義塾大学出版会（2022/04発売）

• サイズ A5判／ページ数 312p／高さ 21cm
• 商品コード 9784766428100
• NDC分類 361.45
• Cコード C3036

出版社内容情報

▼好評テキストの改訂第5版。

▼SNSなど近年の社会変化や新データに対応した最新版。



広範なコミュニケーションを考える入門書。コミュニケーションが社会の中で果たす役割、ソーシャルメディアや新たなメディアの社会的影響などを体系的に整理し、図表を掲げわかりやすく解説。

内容説明

広範なコミュニケーションを考える入門書。コミュニケーションが社会の中で果たす役割、ソーシャルメディアや新たなメディアの社会的影響などを体系的に整理し、多くの図表を掲げわかりやすく解説。

目次

第１部　コミュニケーションの構造と機能（コミュニケーションの基礎概念；コミュニケーションと社会構造）
第２部　マス・コミュニケーションとジャーナリズム（近代社会とマス・コミュニケーション；マス・コミュニケーションの効果・影響モデルの変遷；政治コミュニケーション論の展開；ジャーナリズムの自由と責任）
第３部　情報化の進展とコミュニケーションの変容（情報化の進展と情報社会論；情報化の進展とコミュニケーション過程；日本社会の情報化と近代化）

著者等紹介

大石裕［オオイシユタカ］
慶應義塾大学名誉教授、十文字学園女子大学特別招聘教授、東海大学文化社会学部特任教授。博士（法学）。１９５６年東京に生まれる。１９７９年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。１９８５年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程（政治学専攻）修了。（財）電気通信政策総合研究所、関西大学、慶應義塾大学法学部政治学科教授を経て現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[Go Extreme]

コミュニケーションの構造と機能 基礎概念： 分析の基本単位 分類 情報行動と情報環境 現実の社会的構築・構成 コミュニケーションと社会構造： 機能 効果・影響の研究 マス・コミュニケーションとジャーナリズム 近代社会とマス・コミュニケーション 情報環境拡大と大衆社会出現 マス・コミュニケーションの効果・影響モデルの変遷 政治コミュニケーション論の展開 ジャーナリズムの自由と責任 情報化の進展とコミュニケーションの変容 情報化の進展と情報社会論 情報化の進展とコミュニケーション過程 日本社会の情報化と近代化

2022/05/16

[昌也]

著者はコミュニケーションの定義を次のように捉えている「人間社会におけるコミュニケーション、すなわち社会的コミュニケーションとは社会過程の一部を構成し、人間社会における情報の生産（＝収集、処理・加工、蓄積、発信）、伝達・交換、受容（＝受信、処理・加工、蓄積）といった一連の動態的過程を指し示す。（中略）こうして見ると、コミュニケーションという社会過程は、基本的には情報の伝達・交換による社会的相互作用であることがわかる。（P5）

2024/06/06

[mocyuto]

メディアとしての情報のやり取りを様々な研究を交えて紹介している。 特にマスメディアの立ち位置や影響力に関して、様々な角度で紹介している。 特に近代におけるテレビの役割は大きいということは周知の事実だが、その事実を分解してみることでメディアというものを理解することもできる。 自分が考えていたことも言語化されており、意見の補強にもなった

2022/09/16