出版社内容情報
パンと武器のために立ち上がれ!
「自由・平等・友愛」の社会を目指したフランス革命は女性たちにとって何を意味したのか。
政治に覚醒した市井の女性たちの「リアル」を明らかにする
フランス革命期の女性といえば、マリー・アントワネット、オランプ・ド・グージュ、ロラン夫人、テロワーニュ・ド・メリクールなどがよく知られている。しかし本書の主役は、これまで注目されていなかった、多様な職業(教師、芸術家、企業経営者……)を営む民衆層の女性たちである。
彼女たちの多くが革命運動の中に引き込まれていくことで、女性の社会的・政治的解放に向けてのかつてない議論を呼び起こした。市井の女性たちが積極的に政治参加していく契機となった「女性運動としてのフランス革命史」を描きだす。
内容説明
フランス革命期の女性といえば、マリー・アントワネット、オランプ・ド・グージュ、ロラン夫人などがよく知られている。しかし本書の主役は、これまで注目されていなかった、多様な職業(教師、芸術家、企業経営者…)を営む民衆層の女性たちである。彼女たちの多くが革命運動の中に引き込まれていくことで、女性の社会的・政治的解放に向けてのかつてない議論を呼び起こした。市井の女性たちが積極的に政治参加していく契機となった「女性運動としてのフランス革命史」を描きだす。
目次
第1部 フランス革命前夜の女性たち(女性とサロン;女性の権利と従属;自立へのほんのわずかな可能性)
第2部 革命期の女性たち(革命の舞台に飛び込む女性たち;一七九三年春と夏に絶頂を迎える急進的運動;一七九三年秋、反撃される女性たち;闘い続ける女性活動家)
第3部 公共生活から排除される女性たち(暗い未来;問題の両義性;停滞と後退の三〇年 一七九九~一八三〇年)
著者等紹介
ル・ボゼック,クリスティーヌ[ルボゼック,クリスティーヌ] [Le Bozec,Christine]
1947年生まれ。歴史学博士(ルーアン大学)、フランス革命の専門家
藤原翔太[フジハラショウタ]
1986年生まれ、島根県出身。2016年トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学博士課程修了(フランス政府給費留学)、博士(歴史学)。現在、福岡女子大学国際文理学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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