出版社内容情報
感情と理性は対立する?
ロボットは感情をもてる?
「感情」にまつわる疑問に答える、まったくの哲学初心者にむけて書かれた入門書
私たちの生活の中心にある感情。
私たちは日々うれしくなったり悲しくなったりして過ごしています。
誰もがもつこの「感情」とはいったい何なのでしょうか?
本書は身近な「感情」をテーマにした哲学の入門書です。大学でおこなわれた全15回の講義をまとめたものなので、哲学を知らなくても、感情や人間がどういうものか、哲学がどういうものかわかる一冊となっています。
「本書は、感情や哲学に興味をもった人が最初に読む本を目指して書かれたものです。なので、この本を読むために、感情についても、哲学についても、予備知識は一切必要ありません。
タイトルに「感情の哲学」と入っていますが、哲学だけでなく、心理学や脳神経科学、文化人類学、進化生物学など、さまざまな分野での感情研究も紹介します。つまり、できるだけ多くの観点から感情について考えてみたいと思います。そのため本書は、感情に興味をもつすべての人に向けて書かれています」
(「はじめに」より)
内容説明
私たちの生活の中心にある「感情」。私たちは日々うれしくなったり悲しくなったりして過ごしています。誰もがもつこの「感情」とはいったい何なのでしょうか?本書は身近な「感情」をテーマにした哲学の入門書です。大学でおこなわれた全15回の講義をまとめたものなので、哲学を知らなくても、感情や人間がどういうものか、哲学がどういうものかわかる一冊となっています。
目次
ガイダンス
感情の本質は何か
感情と身体
感情と思考
感情と価値/基本的な感情
複雑な感情/感情と文化
無意識の感情/ロボットの感情
他人の感情を見る
感情と気分/感情と痛み
感情と理性は対立するか
道徳哲学と感情の科学
恐怖を求める矛盾した感情
感情とフィクション
感情とユーモア
全体のまとめ
著者等紹介
源河亨[ゲンカトオル]
2016年、慶應義塾大学にて博士(哲学)を取得。現在は、慶應義塾大学文学部、日本大学芸術学部、立正大学文学部ほか非常勤講師。専門は、心の哲学、美学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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