慶應義塾大学三田哲学会叢書<br> タブローの「物語」―フランス近世絵画史入門

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慶應義塾大学三田哲学会叢書
タブローの「物語」―フランス近世絵画史入門

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  • サイズ B40判/ページ数 102p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784766427097
  • NDC分類 723.35
  • Cコード C0371

出版社内容情報

キャンバスに描かれた「タブロー」はいつどのようにはじまったのか?



▼タブロー(tableau)とは、板あるいは画布に絵の具で描かれた、持ち運び可能のイメージを意味するフランス語で、現在の絵画形式の主流となっている。特定の場所に結びつかない独立性が特徴であり、その独立性を保つために枠(額縁)が用いられる。本書はタブローという観点から近世以降の西洋絵画の歴史を捉えなおし、そこに何が描かれてきたかを論じる。

内容説明

カンヴァスに描かれた絵画「タブロー」はいつどのようにはじまったのか。

目次

序 「タブロー」の歴史
第1章 タブローの誕生
第2章 一七世紀フランスでの物語画としてのタブローの成立
第3章 物語画としてのタブローの理論化と展開
第4章 タブローの変質―「物語画」の変容
終章 「閉じられた窓」としてのタブローのその後

著者等紹介

望月典子[モチズキノリコ]
慶應義塾大学文学部教授。専門はフランス近世美術史。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(美学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しんい

3
絵画そのものではなく、描かれている画板(タブロー)の変遷についての本。もともとは洞窟画のように、絵は固定されたものだった。しかしタブローが発明されたことで、絵を移動させることが可能になり、それがフランスでのサロンの隆盛にもつながった・・・ また、物語画が絵画の主流であり続け、想像上の「正しい」被写体が描かれ、その色彩や視点までもが18世紀末あたりまでは権威によって規定されていたものであった。 やや難解な文章ながら、近代になってようやく絵がモバイルになったという視点はこれまで持っていませんでした。2020/10/31

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