自然を前にした人間の哲学―古代から近代にかけての12の問いかけ

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自然を前にした人間の哲学―古代から近代にかけての12の問いかけ

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  • サイズ A5判/ページ数 299p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766426700
  • NDC分類 112
  • Cコード C3010

出版社内容情報

私たち人間は「自然」を前にしたとき、どのような思想的営為を展開してきたのか。

古代から近代にいたるまで、その意義を検討する。



ギリシャ・ローマとイスラーム世界を中心に、文明の根幹にある自然観の多様な現れ方を再検討する、慶應義塾大学言語文化研究所、最新の研究成果。

内容説明

私たち人間は「自然」を前にしたとき、どのような思想的営為を展開してきたのか。古代から近代にいたるまで、その意義を検討する。

目次

1 自然/本質の追究―タレス、あるいは自然哲学の誕生(トマス・アクィナスにおける「自然」の理解―キリスト両性論を手がかりにして;西洋中世の存在論における「自然」概念の位置づけについて)
2 存在の連環のなかで―プロティノスにおける自然美(宇宙創造の再現としての神働術―新プラトン主義的自然神学の哲学的背景;「照明学の師」スフラワルディーの自然論から―『照明の叡智学(哲学)』から第2部第3論考訳注 ほか)
3 星を見つめて(適正な時の把握を目指して―カロリング朝の文教政策と暦算法(computus)論争
中世ヨーロッパにおける占星術と世界観―ニコル・オレームの事例から)
4 近代の「ためらい」(進化論と世界の美的統一について―ゲーテ自然学の観点から;柳宗悦の自然観と絨毯―日本における遊牧民絨毯の受容とその背景 ほか)

著者等紹介

神崎忠昭[カンザキタダアキ]
慶應義塾大学文学部教授。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。専門はヨーロッパ中世史

野元晋[ノモトシン]
慶應義塾大学言語文化研究所教授。マッギル大学大学院博士課程修了。Ph.D.専門はイスラーム思想史(ことにシーア派諸派の思想)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。