出版社内容情報
▼「コラプション(腐敗・汚職)」研究の第一人者たちがわかりやすく解説。
▼世界のさまざまな腐敗・汚職の実証データ、分析ツールを提供。
▼政治学者と経済学者が協力して「汚職の構造」を明らかにする。
世界の大部分の国が腐敗・汚職に悩んでいる。しかし、汚職を撲滅した国もちゃんと存在する。汚職は、個人の「悪」の問題ではなく、構造の問題であり、法律だけではもちろん止められない。また民主主義でも無くせない。「汚職の均衡」をいかにして転換するか?
「悪」を糾弾するのではなく、その仕組みを理解することが汚職撲滅のカギとなる。
内容説明
CORRUPTION―反対する前に知っておこう。最新の知見をまとめた、腐敗・汚職と闘うためのバイブル!
目次
第1章 はじめに
第2章 汚職とは何だろう?
第3章 汚職がいちばんひどいのはどこだろう?
第4章 汚職はどんな影響をもたらすの?
第5章 だれがなぜ汚職をするのだろうか?
第6章 汚職の文化的基盤とは?
第7章 政治制度が汚職に与える影響は?
第8章 国はどうやって高汚職から低汚職に移行するのだろうか?
第9章 汚職を減らすには何ができるだろうか?
著者等紹介
フィスマン,レイ[フィスマン,レイ] [Fisman,Ray]
ボストン大学スレーター家「行動経済学」寄付講座教授
ゴールデン,ミリアム・A.[ゴールデン,ミリアムA.] [Golden,Miriam A.]
カリフォルニア大学ロサンジェルス校政治学教授。コーネル大学でPh.D.を取得。ヨーロッパ、アジア、アフリカの腐敗や不正行為のフィールド研究に取り組む。現在のプロジェクトとしてパキスタンの政治における反応の実験デザインを行っている
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年生まれ。東京大学都市工学科修士課程およびMIT不動産センター修士課程修了。途上国援助業務のかたわら、翻訳および各種の雑文書きに手を染める
守岡桜[モリオカサクラ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まると
vonnel_g
こうじ
人生ゴルディアス
☆ツイテル☆
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- 和書
- 坊さん、父になる。