フランス・ユダヤの歴史〈上〉古代からドレフュス事件まで

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フランス・ユダヤの歴史〈上〉古代からドレフュス事件まで

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  • サイズ A5判/ページ数 440p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766423600
  • NDC分類 199.02
  • Cコード C3022

出版社内容情報

上巻では、聖典注解、ボルドー、アヴィニョン、ユダヤ教文化、革命期をへて、19世紀末のドレフュス事件までの過程をたどる。▼追放、居住許可、移民、難民・・・絶えざる人の流れに彩られた「フランス・ユダヤ」の道程を語り下ろす、2000年の歴史絵巻、全2巻!



▼上巻では、中世のラシによる聖典注解、旧体制下のボルドー、アヴィニョン、アルザス・ロレーヌに花開いたユダヤ教文化、市民としての〈解放〉を見た「革命期」をへて、19世紀末のドレフュス事件まで、異文化の相克とアイデンティティー構築の過程をたどる。

序 ―― フランス史のなかの〈ユダヤ〉、ユダヤ史のなかの〈ツァレファト〉



<b>第1部 前 = 国境的世界</b>

 第1章 前 史

 第2章 ラシの閃光

 第3章 キリスト教世界の思春期 ―― 第一回十字軍から一三九四年の

     追放令まで

 第4章 「美しき殉教」 ―― トロワの詩文

 第5章 「プロヴィンツィア」のユダヤ教世界

 第6章 「教皇のユダヤ教徒」

 第7章 「新キリスト教徒」の流入

 第8章 「新キリスト教徒」の末裔たち

 第9章 アルザス・ロレーヌのユダヤ教世界



<b>第2部 〈大革命〉からドレフュス事件まで</b>

 第10章 フランス革命期

 第11章 ナポレオン体制

 第12章 新しいユダヤ教精神 ―― 王政復古、七月王政

 第13章 伝統と改革 ―― 第二共和政と第二帝政

 第14章 アルジェリア

 第15章 同化と異化 ―― 第三共和政前期

 第16章 ドレフュス事件

 第17章 〈聖地〉をめぐって



参考文献一覧【上巻】

図表出典一覧【上巻】

菅野 賢治[カンノ ケンジ]
菅野 賢治
1962年、岩手県生まれ。パリ第10(ナンテール)大学博士課程修了。東京理科大学理工学部教授。専門はフランス語フランス語圏文学、ユダヤ研究。
著書に『ドレフュス事件のなかの科学』(青土社、2002年)ほか。訳書にレオン・ポリアコフ『反ユダヤ主義の歴史』(全五巻、筑摩書房、2005-2007年)、ヤコヴ・M・ラブキン『トーラーの名において ―― シオニズムに対するユダヤ教の抵抗の歴史』(平凡社、2010年)、同『イスラエルとは何か』(平凡社、2012年)ほか。

内容説明

追放、居住許可、移民、難民…絶えざる人の流れに彩られた「フランス・ユダヤ」の道程を語り下ろす、2000年の歴史絵巻、全2巻!上巻では、中世のラシによる聖典注解、旧体制下のボルドー、アヴィニョン、アルザス・ロレーヌに花開いたユダヤ教文化、市民としての“解放”を見た革命期をへて、19世紀末のドレフュス事件まで、異文化の相克とアイデンティティー構築の過程をたどる。

目次

第1部 前=国境的世界(前史;ラシの閃光;キリスト教世界の思春期―第一回十字軍から一三九四年の追放令まで;「美しき殉教」―トロワの詩文;「プロヴィンツィア」のユダヤ教世界;「教皇のユダヤ教徒」;「新キリスト教徒」の流入;「新キリスト教徒」の末裔たち;アルザル・ロレーヌのユダヤ教世界)
第2部 “大革命”からドレフュス事件まで(フランス革命期;ナポレオン体制;新しいユダヤ教精神―王政復古、七月王政;伝統と改革―第二共和政と第二帝政;アルジェリア;同化と異化―第三共和制前期;ドレフュス事件;“聖地”をめぐって)

著者等紹介

菅野賢治[カンノケンジ]
1962年、岩手県生まれ。パリ第10(ナンテール)大学博士課程修了。東京理科大学理工学部教授。専門はフランス語フランス語圏文学、ユダヤ研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BLACK無糖好き

22
10〜13世紀のフランスは、アシュケナジ系とセファラディ系の二つのユダヤ教文化圏の緩衝地帯に当たっていたようだ。注目したのは、第三共和制時代の前期、ロシア・東欧からの数万人規模のアシュケナジ系ユダヤ教徒の流入が、フランス・ユダヤ「教」世界の構成員を入れ替えたとの指摘。また、ドレフュス事件を前にしたユダヤ「教」世界の「消極性」をめぐる従来の見方に対して、代表的ラビ、ザドック・カーンを中心とした覆面行動委員会の対応など、これまで十分に検討されてこなかったユダヤ教側の対応の側面を取り上げている点も興味を引いた。2020/04/22

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