キャリア教育論―仕事・学び・コミュニテイ

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キャリア教育論―仕事・学び・コミュニテイ

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766422313
  • NDC分類 377.9
  • Cコード C1036

出版社内容情報

就職後、そしてその先までを見据え、様々な他者やコミュニティと関わりながらキャリアについて学んでいくためのテキスト。

▼「大学での学び」と「キャリア」はつながっている!

大学で学ぶことは、将来のキャリアにどのようにつながっていくのか。授業、インターンシップや就職活動、そして就職後の働き方・学び方について、学習研究や教育学、心理学、経営学の諸理論からわかりやすく解説。
「学ぶこと」そして「働くこと」で、生涯を通じて自分を成長させたいあなたに贈るテキスト。

はじめに

<b>第1章 大学生とキャリア</b>
 1 キャリア=就活か?
 2 「キャリア」とは
  2-1 「キャリア」という言葉
  2-2 「キャリア」概念の4つの特徴
  2-3 本書でいうキャリア教育とは
 3 キャリア教育は何を目指すのか
  3-1 キャリア教育をめぐる日本の動向
  3-2 キャリアについての新しい考え方
  3-3 「曖昧で多様な」な能力
  3-4 「新しい能力」の登場

<b>第2章 キャリアと学習</b>
 1 キャリアと学習
 2 学習に関する諸理論
  2-1 他者との関わりの中で学ぶ
  2-2 最近接発達領域
  2-3 認知的徒弟制
  2-4 参加することで学ぶ
  2-5 2つの学習観
  2-6 経験から学ぶ
  2-7 葛藤による学習
 3 大学での学びとキャリア

<b>第3章 「大学生」という時期</b>
 1 大学生の悩みと不安
 2 変わりゆく「大学生」像
 3 大学生とアイデンティティ
  3-1 エリクソンのアイデンティティ概念
  3-2 スーパーの職業的自己概念
  3-3 アイデンティティ形成の困難
 4 「大学生」という時期の過ごし方
  4-1 アイデンティティ資本
  4-2 「居場所」としてのコミュニティ

<b>第4章 大学の授業で学ぶ</b>
 1 大学生と授業
  1-1 大学の授業は役に立たない?
  1-2 「活動の場」としての授業
 2 授業での学び
  2-1 「真面目」な大学生
  2-2 汎用的能力への効果
  2-3 授業外学習への効果
  2-4 アクティブ・ラーニングとは
  2-5 理解を深める
  2-6 学生の参加を促す
 3 授業への参加と卒業後のキャリア
  3-1 2つのライフ
  3-2 初期キャリアへの影響
 4 「キャリア教育」を超えて

<b>第5章 社会との関わりの中で学ぶ</b>
 1 私たちは何から学んでいるのか?
  1-1 汎用的能力への注目
  1-2 知識からコンピテンシーへ
 2 プロジェクト型学習(PBL)の広がり
  2-1 PBL(Project/Problem Based Learning)
  2-2 サービス・ラーニング
  2-3 ラーニング・ブリッジング
 3 PBLから学生は何を学ぶのか?
  3-1 「スマート女子」プロジェクトの背景
  3-2 「スマート女子」プロジェクトの実施
  3-3 参加した学生の学び
  3-4 教員の役割と評価
 4 まとめ

<b>第6章 職場に参加して学ぶ</b>
 1 インターンシップの広まり
 2 インターンシップでの学び
  2-1 NPO法人G-netの事例
  2-2 NPO法人JAEの事例
  2-3 一般社団法人MAKOTOの事例
 3 まとめ
  3-1 失敗と振り返りを的確に行うこと
  3-2 企業と学生を適切にマッチングさせること
  3-3 仕事に取り組むときの姿勢を工夫すること

<b>第7章 「シューカツ」とは何か?</b>
 1 大学生と就職活動
 2 「ソー活」の時代
  2-1 就職活動・採用活動の情報化・モバイル化
  2-2 就職活動・採用活動とソーシャルメディア
  2-3 情報の収集と共有からみる就職活動・採用活動
 3 「コミュカ」の時代
  3-1 就職情報とコミュニケーション能力
  3-2 『就職ジャーナル』に見るコミュニケーション能力
 4 「意識の高い学生」の登場
  4-1 「自分探し」と就職活動
  4-2 プライベートとパブリックの境界の曖昧化
  4-3 「意識の高い学生」の登場
 5 やりがいの功罪

<b>第8章 就職後の学びとキャリア</b>
 1 「就活」のその先 ―― 「3年3割」問題
 2 「新入社員」という時期
  2-1 リアリティ・ショック
  2-2 組織社会化
  2-3 新入社員研修
  2-4 OJT
 3 職場内ネットワークと「越境学習」
  3-1 職場内ネットワークにおける支援と能力向上
  3-2 「越境学習」への注目

<b>終章</b>
 1 大学生の就職
 2 「正社員」という働き方
  2-1 「正社員」とは
  2-2 長時間労働
  2-3 「メンバーシップ型社会」としての日本
  2-4 「終身雇用」への願望と現実
 3 多様な働き方
  3-1 パラレルキャリアとプロボノ
  3-2 転職と「弱い紐帯の強さ」

索引
著者紹介

【著者紹介】
荒木 淳子
産業能率大学情報マネジメント学部准教授
東京大学大学院学際情報学府博士課程中退。博士(学際情報学)。シンクタンク研究員、東京大学大学院情報学環助教等を経て2010年より現職。専門はキャリア教育、学習環境デザイン。
主な業績に『企業内人材育成入門』(共著、ダイヤモンド社、2006年)、「企業で働く個人のキャリアの確立を促す実践共同体のあり方に関する質的研究」(『日本教育工学会論文誌』33(2)、2009年)など。

内容説明

大学で学ぶことは、将来のキャリアにどのようにつながっていくのか。授業、インターンシップや就職活動、そして就職後の働き方・学び方について、学習研究や教育学、心理学、経営学の諸理論からわかりやすく解説。「学ぶこと」そして「働くこと」で、生涯を通じて自分を成長させたいあなたに贈るテキスト。

目次

第1章 大学生とキャリア
第2章 キャリアと学習
第3章 「大学生」という時期
第4章 大学の授業で学ぶ
第5章 社会との関わりの中で学ぶ
第6章 職場に参加して学ぶ
第7章 「シューカツ」とは何か?
第8章 就職後の学びとキャリア
終章

著者等紹介

荒木淳子[アラキジュンコ]
産業能率大学情報マネジメント学部准教授。東京大学大学院学際情報学府博士課程中退。博士(学際情報学)。シンクタンク研究員、東京大学大学院情報学環助教等を経て2010年より現職。専門はキャリア教育、学習環境デザイン

伊達洋駆[ダテヨウク]
株式会社ビジネスリサーチラボ代表取締役。神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。修士(経営学)。同研究科在籍中に株式会社ビジネスリサーチラボを創業。「日本社会に研究を位置づける」をミッションに、社会科学系の調査研究を巡る産学の距離を近づける事業を展開

松下慶太[マツシタケイタ]
実践女子大学人間社会学部准教授。京都大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。フィンランド・タンペレ大学研究員を経て、2008年から実践女子大学人間社会学部専任講師、2012年より現職。専門はメディア論、若者論、コミュニケーション・デザイン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コジターレ

7
今どきの大学生の傾向や学びについて、キャリア教育という軸で理解することができる本。特に、インターンシップやアクティブラーニングにおいて、形式ではなく、どのように意味を持たせるかに言及している点が、大変興味深い。4月から科目履修生として大学に通っているので、社会人の学びとキャリアを考えながら、読むことができた。2017/05/01

田中峰和

0
この10年でキャリア教育は大学に定着し1年から始める大学も増えている。進学率の上昇は大学の存在価値を問い直し、将来のキャリア像を可視化させる方向に向かいつつある。この本では授業やインターンシップ、就職活動、そして就職後の働きかたや学び方について解説している。授業に関していえば近年、アクティブラーニングが講義型に比べ優位性が認められている。社会性育成面でも、キャリア教育の一環として認知されているようだ。問題点があるとすればその評価方法。正解の無い授業、評価は多様であるべきとする授業は学生に混乱を招くだろう。2015/07/23

Yuichi Masui

0
大学生向けのキャリアのテキスト。キャリアって単に就活を乗り切るためのものではなく、むしろ大学での勉学も含めた大きな学びで、卒業した後にも成長し続けるために必要なものだと思っています。キャリアの本って著者の主観的な考えで書かれているものが多かったり、就活を過剰に恐れさせたりするものも少なくありませんが、この本は心理学、経営学、学習論の研究成果がうまく入っており、安心して学生におススメできます。2019/04/08

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