ジャーナリズムは甦るか

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ジャーナリズムは甦るか

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  • サイズ B6判/ページ数 166p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766421996
  • NDC分類 070.21
  • Cコード C0030

出版社内容情報

原発報道から歴史認識問題まで、ジャーナリスト・池上彰とメディア研究者・大石裕との緊急討論を中心に現状と将来を考える注目の書!

▼日本のジャーナリズムの問題点を徹底討論!

▼二極化する報道、原発報道から歴史認識問題まで、いま岐路に立つメディア・報道の現状と将来を考える。

▼日本のジャーナリズムは何が問題なのか?  原発報道から歴史認識問題まで、メディア、ジャーナリズムの現状と将来を考える注目の書。

▼第一部では、「朝日新聞(誤報)問題」を中心に、二極化する報道、政治とマスメディアとの距離、「国益」とジャーナリズム、などをめぐる池上・大石氏の対論を掲載。

▼第二部では、憲法学、政治学、マスコミュニケーション学の第一人者による、原発報道、国内政治とジャーナリズム、ITとメディアなどをめぐる討論を通じて、日本のジャーナリズムのあり方の是非とメディアの将来を問う。

<b>?T 今、日本のジャーナリズムを考える</b>
<b>池上 彰 × 大石 裕</b>
  <b>1 「誤報」はなぜ起きるのか?</b>
 強いスクープ志向 / 記者の専門性 / 「吉田調書」をめぐって
  <b>2 ジャーナリズム論とジャーナリズムの「現場」との乖離</b>
 新聞の偏向という問題 / 誤報と原発再稼働 / 裏付け取材の重要性
  <b>3 メディアのフォーラム機能の意義と限界</b>
 「新聞ななめ読み」掲載拒否について / 異論・反論に対する寛容さ /
 新聞は明確な主張を行うべきか
  <b>4 拡大する「朝日批判」、「リベラル」派世論の今後</b>
 歴史認識と言論の自由 / 複数の国益観 / 世論調査の客観性
  <b>5 吉田証言批判の問題性</b>
 誤報批判と歴史認識批判 / ジャーナリズムと政治 / メディアと民主
 主義
  <b>6 ジャーナリズムの国籍</b>
  <b>7 ジャーナリズム不信とジャーナリスト教育</b>
 ネット時代のジャーナリズム批判 / ジャーナリストの資質 / 記者会
 見という儀式
  <b>8 ジャーナリストをめざす皆さんへ</b>

<b>?U ジャーナリズムを見る視角</b>
<b>片山杜秀 × 駒村圭吾 × 山腰修三 × 大石 裕</b>
  <b>9 原発報道とジャーナリズム</b>
 戦後日本社会と原発報道 / 政策の「当事者」としてのジャーナリズ
 ム / 分極化する世論と言論 / メディアの公共性 / 世論調査の不思
 議 / 「吉田調書」誤報の問題
  <b>10 歴史問題とジャーナリズム</b>
 ジャーナリズムと歴史認識 / 「吉田調書」誤報の問題 / 歴史認識と
 物語 / 語られ、「構築」される歴史
  <b>11 言論・表現の自由と「国益」</b>
 言論・表現の自由とは何か / ジャーナリズムと国益 / 検証報道と調
 査報道 / 複雑化した社会の中のジャーナリズム / ジャーナリズムの
 批判機能の限界 / 立ちすくむ日本社会 / 社会の縮図としてのジャー
 ナリズム
  <b>12 国内政治とジャーナリズム</b>
 変貌する政治と有権者 / 「保守派」対「リベラル派」という構図
  <b>13 ジャーナリズムの未来</b>

 <b>おわりに</b>  大石 裕

【著者紹介】
池上 彰
ジャーナリスト、東京工業大学教授。
1950年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、NHK記者・キャスターを経て、現職。主要著作:『そうだったのか! 現代史』(集英社文庫、2007)、『学校では教えない「社会人のための現代史」』(文藝春秋、2013)、『世界を変えた10冊の本』(同、2014)、ほか多数。

内容説明

日本のジャーナリズムの問題点を徹底討論!二極化する報道、原発報道から歴史認識問題まで、いま岐路に立つメディア・報道の現状と将来を考える。

目次

1 今、日本のジャーナリズムを考える(「誤報」はなぜ起きるのか?;ジャーナリズム論とジャーナリズムの「現場」とその乖離;メディアのフォーラム機能の意義と限界;拡大する「朝日批判」、「リベラル」派世論の今後;吉田証言批判の問題性;ジャーナリズムの国籍;ジャーナリズム不信とジャーナリスト教育;ジャーナリストをめざす皆さんへ)
2 ジャーナリズムを見る視角(原発報道とジャーナリズム;歴史問題とジャーナリズム;言論・表現の自由と「国益」;国内政治とジャーナリズム;ジャーナリズムの未来)

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
ジャーナリスト、東京工業大学教授。1950年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業、NHK記者・キャスターを経て、現職

大石裕[オオイシユタカ]
慶應義塾大学法学部教授、同法学部長。1956年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学、博士(法学)。ジャーナリズム論、政治コミュニケーション論

片山杜秀[カタヤマモリヒデ]
慶應義塾大学法学部教授。1963年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。近代日本思想史

駒村圭吾[コマムラケイゴ]
慶應義塾大学法学部教授、慶應義塾常任理事。1960年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学、博士(法学)。憲法、言論法

山腰修三[ヤマコシシュウゾウ]
慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所准教授。1978年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学、博士(法学)。ジャーナリズム論、政治社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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緋莢

8
吉田証言や吉田調書の誤報問題、ネットの批判とジャーナリズム不信、歴史問題、表現・言論の自由と「国益」などをテーマに、池上彰との対論や憲法学、政治学、マスコミュニケ―ション学の第一人者たちとの討論から、日本のジャーナリズムを考える。2015/10/11

sibasiba

8
慰安婦問題の「吉田証言」虚偽と福島原発問題の「吉田調書」誤報と「新聞ななめ読み」掲載拒否の3つの問題からメディア特に新聞のジャーナリズムの現状。出発点からして朝日新聞についての話が多い。新聞の現在と未来について対談形式で。二極化される言論等興味深い。ページ数倍は欲しいかった。2015/04/12

tenorsox

3
朝日のやらかした誤報(慰安婦、原発)の背景と、それに対する他媒体やネット世論による口撃の是非、朝日含めた今後のジャーナリズムのあり方等についての池上彰&学者数名の座談会。 全編を通じ、「誤報はゼロにはできない」が「発覚したら素直に認め謝罪すべき」、但し「それ以外の言説まで否定すべきではない」というトーンでまとまっていていずれもご尤もだが、「特定の主義主張に都合の良い材料を集めがち」とまで指摘するなら3つ目は否定されてしかるべきだろう。 池上彰不在の後半は「いかにも学者」な議論に終始してて少々退屈。2017/03/17

星辺気楽

2
甦るどころか、どんどん権力に懐柔され続けています。2016/05/02

woods

2
慶應の出版会がだした、現今のジャーナリズム状況についてわかりやすくまとめた一冊。 朝日新聞の原発と慰安婦の誤報や、メディアの公共性といった問題を、アカデミズムらしく冷静な学問的観点から分析している。 特に、朝日については、批判が横行しているなかで、この問題を構造的に捉えて議論すると、ポジティブな問題である面が見て取れるというのは、やはり学究にも価値があることをうかがわせる。 新聞・放送に従事する人たちが、いったん立ち止まっていまを振り返るには、こういう視点も必要だと感じた。2015/08/17

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