崩壊の経験―現代ドイツ政治思想講義

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  • サイズ A5判/ページ数 542,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766420616
  • NDC分類 311.234
  • Cコード C3010

内容説明

すべてが瞬く間に変わってしまった―さまざまな思潮が渦巻くワイマール時代。普遍化する複製技術に、きらびやかなキャバレーや大衆文化に、政治イメージの拡散と「点化」に、“現代”の始まりを読む。

目次

第1部 市民層の社会意識―現代思想の前提(「資本主義の精神」とルター派;「文明化」と「文化」―市民層と貴族 ほか)
第2部 “崩壊”の始まり―世紀転換期から一九二〇年代へ(「文明化」の挫折とウェーバーの宗教社会学;社会の多様化―市民層の解体と大衆の成立 ほか)
第3部 “崩壊”の経験―ワイマール時代の「政治思想」(“ポスト・ロマン主義の世界”と市民層―マン、ウェーバー、シュミット;ワイマール期の世代対立 ほか)
第4部 “崩壊”のあと―おわりに(教養と経験―レーヴィットとアドルノの「始まりの意識」;文化産業とテクノロジーの支配―アドルノとアンダース)

著者等紹介

蔭山宏[カゲヤマヒロシ]
1945年生まれ。慶應義塾大学名誉教授。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かめちゃん

1
ドイツ政治思想史の講義録。著者は以前ワイマール文化論を著しており、本書もワイマール期の思想状況が詳しく論じられている。その関心は政治思想の内容そのものより、思想として確立する前の「経験の層位」、精神的な時代状況にある。そのためか他分野(社会学や歴史学)の知見も援用されていて、近現代の文化史としても読めると思う。一般向けらしく、文献目録に研究書が省かれているのが残念。個人的には繰り返し立ち返ることになるであろう愛読書。2016/12/12

毒モナカジャンボ

0
「日本の社会において崩壊を意識したのは一九七〇年代と二〇〇〇年前後のことである。社会が大きく変わったための崩壊である。学生を前に一九七〇年前後に明治以降最大の変化があったなどと大口をたたいていたが、気づいてみれば二〇〇〇年前後にそれ以上の変化があったのかもしれない。最初の崩壊にはついていけたかもしれないが、二番目の崩壊については共感的に理解できてはいない。それが本書の限界であるといわれればそうかもしれないが、逆にまたそれが持ち味であると思うことにしている。」という著者あとがきが印象に残った。2022/09/06

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