内容説明
正しいデータ分析とはどのようなものか?研究者、大学生、大学院生、社会人に向けて、モラルや道徳を守りながら、人や組織の行動を決定づけるデータを収集・分析し、考察や提案にまとめる手法を紹介。
目次
第1章 データ分析とはどういうことか(データとは何か;データ分析の定義とデータ分析を行う者の心得 ほか)
第2章 データの種類について(「定量データ」と「定性データ」への大別;定量データの分類 ほか)
第3章 データ分析を伴う研究の流れとポイント(研究テーマの絞り込みと社会調査の計画;社会調査の準備 ほか)
第4章 研究例(定量編)(はじめに;用語確認 ほか)
第5章 研究例(定性編)(調査の実例:世界初の電動大型フルフラットバスを運転したドライバーへの個別インタビュー;具体的な研究活動例:日本語の日常会話のコーパス作成 ほか)
著者等紹介
西山敏樹[ニシヤマトシキ]
1976年東京生まれ。慶應義塾大学総合政策学部、同大学院政策・メディア研究科修士課程、後期博士課程を修了し、2003年博士号(政策・メディア)取得。2005年度から慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別研究講師(現特任講師)、2012年度から慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特任准教授(医学部特任准教授兼担)。専門は、公共交通・物流システムのデザイン・マネジメント、社会調査法
鈴木亮子[スズキリョウコ]
日本女子大学大学院にて修士号(文学)取得後、南カリフォルニア大学にてM.A.(General Linguistics)を、カリフォルニア大学サンタバーバラ校にてPh.D.(Linguistics)を取得(1999年)。その間シンガポール国立大学で教鞭をとり1998年より慶應義塾大学経済学部にて主に英語・言語学を担当(2012年より同学部教授)。専門は語用論、談話機能主義言語学
大西幸周[オオニシユキチカ]
1980年東京生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。同大学院理工学研究科後期博士課程(基礎理工学専攻)単位取得退学。博士(理学)(慶應義塾大学)。2012年より慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特任助教(2013年より医学部特任助教兼担)。専門はグラフ理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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