内容説明
良い小児科医になるための道標。患児や親の心情、育児助言、子どものアドボケーター、さらには指導医の心得…。医学教育だけでは得られないものを、自らの経験とともにおしみなく伝えつつ、小児医療の醍醐味を語る。これからの小児科医への願いをこめた書。
目次
第1章 こころをつなぐ(小児科の魅力を伝える!;君の心臓の音を聴いてみる?;脳を先生にやる! ほか)
第2章 医療と教育(子育て;こころは形から;早寝、早起き ほか)
第3章 若き小児科医への願い(どんな小児科医になるのか、を考える;「総合小児科学」;指導医になるということ ほか)
著者等紹介
満留昭久[ミツドメアキヒサ]
福岡大学名誉教授。国際医療福祉大学大学院教授。国際医療福祉学院学院長。医学博士。教育と医学の会理事。専門は小児科・小児神経学。1939年鹿児島県生まれ。1965年九州大学医学部卒業。1970年九州大学病院小児科助手。1975年福岡大学医学部へ。同大学医学部講師、助教授を経て小児科教授。1997年福岡大学病院副病院長、2001年同大学医学部長。2006年3月福岡大学退職、同年4月より現職。2006年からNPO法人子どもの村福岡理事長。日本小児科学会、日本小児神経学会、臨床神経生理学会、日本てんかん学会などの評議員・理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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