内容説明
「日本型」雇用システムを長期的な動態過程のなかで捉え直し、その特徴と変容を日本の制度的環境や業種特性、企業の競争戦略との関係から説明、そしてグローバル化によって変貌する「日本的経営」の未来像を映し出す。最新の理論研究と、詳細な独自調査に基づき、人事制度の国内多様化と国際的収斂への展望を描いた迫力の論考。
目次
第1章 本書の目的と問題意識
第2章 理論的フレームワーク
第3章 研究方法と先行研究
第4章 金融機関のケーススタディ(第1回事例調査)―2008年~2009年
第5章 証券会社のケーススタディ(第2回事例調査)―2010年
第6章 他産業のアンケート調査―2010年
第7章 本書の結論
著者等紹介
山内麻理[ヤマウチマリ]
慶應義塾大学産業研究所共同研究員(2009年~)、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員(2012年~)。上智大学外国語学部卒業、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)修士課程修了。慶應義塾大学博士(商学)。モルガンスタンレー証券会社、JPモルガン証券会社など主に米系の金融機関を経て、2005~2011年UBS証券会社勤務(うち2009年からはUBS銀行東京支店兼務)、ウェルスマネジメント部門、商品開発責任者、マネージング・ディレクターを務める。2009~2010年青山学院大学大学院国際マネジメント研究科非常勤講師、2011年~上智大学外国語学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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