目次
第1章 家族の絆(シェイクスピアと家族の絆;江戸時代農民と家族の絆)
第2章 「絆」の現れとしての宗教(神に仕える人びとの「絆」―古代・中世キリスト教の修道者の世界;宗教が生み出す二つの「絆」―心の防災のために)
第3章 時代の中の「絆」―天安門事件とベルリンの壁の崩壊(天安門1989―物語の集約と夢の崩壊;1989年ベルリンの壁崩壊が意味するもの―ある歴史家の回想を通して見る東ドイツの社会と歴史)
第4章 「絆」の起源/「絆」の危機―脳科学と社会学の視点から(「無縁社会」現象から考える「絆」;「絆」と「愛」の脳科学)
Report シンポジウム「危機と絆‐言葉はどこまで力を持つか」