内容説明
モデル分析の本質は、その現象のメカニズムを把握し、どの要素がどの要素に影響を与えるのかを見極めることだ。本書は、政府の関税政策やCO2排出割当政策、さらに企業のSWOT分析や海外移転戦略など具体的な意思決定をとりあげ、戦略立案の考え方と手法を分かりやすく解説する。
目次
序章 俯瞰して掘り下げる技術
第1章 モデル分析思考入門
第2章 ミクロ経済分析の数学的基礎
第3章 産業政策の最適戦略モデル分析
第4章 環境政策の最適戦略モデル分析
第5章 経営戦略ツールの最適戦略モデル分析
第6章 競争市場下の最適戦略モデル分析
補章 動学分析との接合に向けて
著者等紹介
藤田康範[フジタヤスノリ]
慶應義塾大学経済学部教授。慶應義塾大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科修士課程修了。慶應義塾大学経済学部研究助手、郵政研究所客員研究員、慶應義塾大学経済学部専任講師、同准教授を経て、現職。博士(工学)東京大学。専門は、応用経済理論・経済政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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