詐害行為の基礎理論

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  • サイズ A5判/ページ数 698p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766418439
  • NDC分類 324.4
  • Cコード C3032

内容説明

詐害行為取消権を中心とする各実定規定の背後に存しそれらを基礎付ける「詐害行為の一般法理」。母法フランス法における法発展を比較検討し、日本における実践的課題と理論的課題を解明。債権法改正へ向けて詐害行為論の在り方を問う気鋭の研究書。

目次

序論 フロード(fraude)法理の動態的把握
第1編 詐害行為に対する法規制(第一部)―詐害的賃貸借
第2編 詐害行為に対する法規制(第二部)―詐害的賃料処分
第3編 脱法行為に対する法規制
第4編 詐害行為取消の効果―「対抗不能」と「対抗」
第5編 新たな合意社会における詐害行為取消権―債権法改正への提言

著者等紹介

片山直也[カタヤマナオヤ]
慶應義塾大学大学院法務研究科教授。1961年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業、同大学院法学研究科民事法学専攻博士課程単位取得退学。慶應義塾大学法学部専任講師、同助教授、同教授を経て現職。トゥールーズ第1大学(フランス)招聘研究員(1999‐2001年)、公認会計士試験委員(2006‐2009年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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