内容説明
計画経済から市場経済への移行期にある中国の労働市場では現在どのような変化が起きているのか。都市における女性の就業行動メカニズム、そして男女間の雇用・賃金格差の実態やその原因を鮮やかに解き明かす。個票データに基づいた精緻な実証分析。
目次
第1部 研究背景と分析の枠組み(都市労働市場の変貌と女性の就業状況の変化;就業行動に関する諸理論仮説)
第2部 実証研究(既婚女性による労働供給の決定要因分析;国有企業の雇用調整と雇用の男女格差;人的資本が賃金に与える影響に関する男女比較;企業所有制改革と賃金構造の変化―企業所有制別賃金プロファイルの男女比較;就業形態間の賃金格差の決定要因に関する男女比較;性別職種分離と男女間賃金格差の日中比較;男女間賃金格差の差異に関する日中比較)
第3部 総括と展望
著者等紹介
馬欣欣[マキンキン]
慶應義塾大学産業研究所共同研究員、同大学先導研究センター研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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