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日本の家計行動のダイナミズム〈6〉経済危機下の家計行動の変容

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  • サイズ A5判/ページ数 319p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784766417517
  • NDC分類 365.4
  • Cコード C3333

内容説明

非正規雇用、失業、転職の実態を描き出す。世界的な経済金融危機を受け、雇用不安が日本を覆う。どのような家計がどう影響を受け、どう対処したか。はたして市場の効率性や公正性は保たれているのか。2009年1月の最新調査までを含んだ詳細なパネル・データを用いて、個々の家計の動きを追い、多角的に分析する。KHPS(Keio Household Panel Survey)6年間の調査結果にもとづく家計行動の動態分析。

目次

第1部 KHPSの標本特性(景気変動と家計行動―KHPS2009年調査から)
第2部 市場の質と経済危機下の家計行動(2000年代後半の貧困動態とその要因;雇用の非正規化と所得格差;景気後退期の就業行動の変化;仕事の「満足度」と転職;景気変動と家計消費の変動―日本の家計消費は平滑化しているか;家計の借入行動と景気変動;住宅購入計画と目標貯蓄の歪み―景気変動による予想と現実の乖離)
第3部 家計行動変容の諸相(消費支出データの計測誤差とその相関構造;家計別インフレ率の分布とその持続性―食料・エネルギー価格の高騰が家計に与えた影響;競争上公正性から見た我が国の労働市場の質―正規・非正規労働市場の垣根に関する実証分析)

著者等紹介

瀬古美喜[セコミキ]
慶應義塾大学経済学部教授

照山博司[テルヤマヒロシ]
京都大学経済研究所教授

山本勲[ヤマモトイサム]
慶應義塾大学商学部准教授

樋口美雄[ヒグチヨシオ]
慶應義塾大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。