内容説明
日本の消費者庁設置関連法を解説。数次にわたる海外調査をとおして、EUにおける消費者紛争処理と不招請勧誘規制を詳細に分析し、日本の消費者法の課題を検討する。
目次
序章 消費者庁・消費者委員会の創設(消費者庁及び消費者委員会設置法;消費者庁及び消費者委員会設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律;消費者安全法)
第1章 消費者団体訴訟と金銭的請求(ヨーロッパにおける近時の展開;我が国への導入についての検討)
第2章 スウェーデンにおける消費者紛争解決手続(EU消費者被害救済政策の展開;地方自治体による助言・調停;消費者苦情処理委員会による
著者等紹介
宗田貴行[ソウダタカユキ]
獨協大学法学部准教授・法学博士。1973年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了。2003年4月から奈良産業大学法学部専任講師、2005年4月から同法学部助教授、207年4月から現職。2004年に法学博士の学位を取得(慶應義塾大学)。2006年に電気通信普及財団賞テレコム社会科学賞奨励賞を受賞。専攻は民事訴訟法、消費者法、経済法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。