子どもを救う「家庭力」―臨床現場からの提言

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766416916
  • NDC分類 368.7
  • Cコード C0037

目次

第1部 子どもたちの危機と回復へのプロセス(生きづらい時代の子どもたち―攻撃性の変貌と子どもたちのメンタリティ危機;子どもたちの豊かな育ち―思春期の問題行動から見た幼児期・学童期の大切さ;地域社会に家庭を開く―子どもの社会適応力を育てるために;子どもたちの回復過程(インタビュー)―自立援助ホームで子どもたちと暮らして)
第2部 少年による重大事件を読み解く(生活に色がなかった―板橋両親殺害事件の刑事法廷から見えてきたもの;学生たちが受け止めた「板橋事件」と「少年法」―「司法福祉」講義のレポートを手がかりとして)

著者等紹介

須永和宏[スナガカズヒロ]
1944年生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。家庭裁判所調査官を経て、東京家政学院大学現代生活学部教授、同大学院人間生活学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

katoyann

18
家庭裁判所調査官など子どもの司法に関わる専門家による子ども論。ある程度までは、「教育家族」というキーワードをもとに親の「学業成績第一主義」が子どもの自尊感情を損ねているという見解を共有している。つまり、良い学校に入るために学業成績の結果のみを求めて、子どもを私物化してしまう大人の態度が問題視されている。この種の私物化はなかなか根深い問題だと改めて思った。また、当時15歳の少年が初めて刑事処分された「板橋事件」に触れ、少年司法における要保護性の観点を改めて強調している。読みやすいのでオススメです。2024/01/11

くらーく

0
親ならこの手の本は読んでおいて欲しいけどね。子供が被害者の家庭は、悲惨としか言いようが無いな。親以前に人では無いな。2016/03/26

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