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開拓使と幕臣―幕末・維新期の行政的連続性

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  • サイズ A5判/ページ数 237,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766416107
  • NDC分類 611.24
  • Cコード C3021

出版社内容情報

江戸幕府から明治政府への政権交代が、蝦夷地/北海道の統治にもたらしたものは何か。行政実務に携わった中・下級官僚は、新しい時代に対応することができたのか。近世・近代移行期における日本行政の人的・機能的連続と変容に迫る力作。

内容説明

江戸幕府から明治政府への政権交代が、蝦夷地/北海道の統治にもたらしたものとは何か。行政実務に携わった中・下級官僚は、新しい時代に対応することができたのか。文書館に眠る厖大な史料を読み解き、政治過程の解明を重視する従来の研究が見落としてきた視点から、近世・近代移行期における日本行政の人的・機能的連続と変容に迫る力作。

目次

第1部 行政機関の機能と運営の実態(蝦夷地統治と箱館奉行所;箱館府による民政;箱館府による外政)
第2部 開拓使における旧幕臣登用実態の分析(開拓使における旧幕臣登用の実態;開拓使における箱館奉行所吏員の中継性;箱館戦争と旧幕臣―戦後処理を中心として)

著者等紹介

門松秀樹[カドマツヒデキ]
常磐大学非常勤講師、博士(法学)。1974年生まれ。2006年、慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻後期博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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katashin86

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貧弱な幕府箱館奉行所の官吏が、維新後もしばらく居残ったものの、明治政府が黒田清隆を開拓使長官に据え北海道に本気になったらいなくなった、という結論じたいは驚きではなかった。 だが、行政の独立性・継続性を論じるうえで中下級官吏が明治維新という政治体制変革の前後で連続性があったのか、という視点はおもしろく、この視点で町奉行所や代官所を分析したものを読んでみたい。2014/12/19

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