出版社内容情報
クチコミ、eクチコミの広告効果をどうやって測定すればよいのか? 映画をはじめ自動車、化粧品などを対象事例として消費者動向を計量的に解析、商品特性ごとの傾向と企業側プロモーションとの関係を分析する。
内容説明
クチコミやeクチコミは、消費者の意識や活動、売上にどのような影響を与えるのか?消費者は、企業からの広告とクチコミ、eクチコミをどう使い分けているのか?なぜ、どのような状況でクチコミは発信されるのか?日本と米国、中国の消費者のクチコミ、eクチコミ行動はどう異なるのか?クチコミ・マーケティングはどこまで有効なのか?Word of Mouth WOMマーケティングの最前線に切り込む。
目次
第1部 基礎編(先行研究のレビュー;クチコミ、eクチコミの実態;データの収集)
第2部 分析編(クチコミ、eクチコミの受発信の実態―首都圏調査の結果より;クチコミ、eクチコミと消費者の情報探索/発信行動―映画についてのパイロット調査;情報源の影響と、クチコミ/eクチコミ発信の規定要因―インターネット・ユーザーへの調査;クチコミ、eクチコミの影響と規定要因―状況要因を中心に;クチコミ、eクチコミの国際比較;クチコミ、eクチコミの受信、発信の国際比較;マーケティング変数とeクチコミ、市場成果)
研究の総括
著者等紹介
濱岡豊[ハマオカユタカ]
慶應義塾大学商学部教授。東北大学工学部卒業。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。株式会社野村総合研究所勤務を経て、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了。博士(学術、東京大学、1995年)。慶應義塾大学商学部専任講師、助教授を経て、2005年より現職。専門は、マーケティング・サイエンス、共進化マーケティング、消費者による創造、アクティブ・コンシューマーなど
里村卓也[サトムラタクヤ]
慶應義塾大学商学部准教授。東京大学理学部卒業。筑波大学大学院修士課程経営・政策科学研究科修了。東京工業大学大学院博士課程社会理工学研究科中退。この間、株式会社東芝、財団法人流通経済研究所勤務。大阪大学大学院経済学研究科講師・助教授を経て2005年より慶應義塾大学商学部助教授。この間、オハイオ州立大学・メリーランド大学客員研究員。博士(経済学、大阪大学、2002年)。専門は、マーケティング・サイエンス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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