戦略とは何か?―本質を捉える4つのアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784766415575
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3034

出版社内容情報

多様なビジネスシーンに通用する汎用性の高い戦略論として広いニーズに応えられる、きわめて良質な戦略マネジメント・テキスト。戦略論を目標軸とプロセス軸とからなるマトリックス上に4分類してその本質的性格を抽出し、どのような条件下でいかなる合目的的戦略を選択するべきか、を事例を踏まえながら明快に論じ,「本質を捉える」ための解説を行う。

内容説明

企業における戦略は、利益最大化を目指して意図的に決定されるとは限らない。現実には、個別企業の力を超えた大きな力や、人間・組織が持つ非合理性などによる意図せざる力が、戦略の立案・実行に影響を与えている。本書は、そんな企業における戦略の実態を理解するためのユニークな戦略本である。第1回イギリス経営コンサルタント協会賞受賞。

目次

第1章 戦略とは何か?―それは重要なものか?
第2章 戦略の理論
第3章 戦略的リーダーシップ
第4章 戦略的選択
第5章 成長戦略
第6章 戦略の管理
第7章 戦略は重要か?―重要なのは、その捉え方である

著者等紹介

ウィッティントン,リチャード[ウィッティントン,リチャード][Whittington,Richard]
オックスフォード大学サイード・ビジネススクール教授(経営戦略論)、同大学ニューカレッジ・フェロー。What is Strategy―and does it matter?でイギリス経営コンサルタント協会賞(Management Consultancies Association Book Prize)受賞

須田敏子[スダトシコ]
青山学院大学大学院教授(人材マネジメント、組織行動などを担当)。日本能率協会マネジメントセンターで「人材教育」編集長などを歴任後、リーズ大学修士号(MA in Human Resource Management)、バース大学博士号(経営学、PhD)取得

原田順子[ハラダジュンコ]
放送大学准教授(経営学、人的資源管理などを担当)。企業勤務を経て、ケンブリッジ大学修士号(MPhil in Economics)、リーズ大学博士号(経営学、PhD)取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yu01

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この本の魅力は、経済学・心理学・政治学・生物学・社会学…を吸収し続ける学際領域としての経営学、なかでもとくにパラダイムが錯綜する戦略論を、たった4つのアプローチに分類してみせたことに尽きる、と思う。お馴染みの「Classical」と「Processualist」に加えて、「Evolutionary」と「Systemic」。どれもそれだけで現象の論理を導ける強力なパラダイムでありながら、同時にそれぞれが全く対極的な見方としても現れる。実際的な知見を起点にした記述ですこぶる分かりやすい。2013/07/31

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