内容説明
世界と日本の消費者運動・消費者行政の歴史を踏まえつつ、食の安全、消費者金融、ネットトラブル、未成年・介護問題、環境など喫緊の消費者問題を取り上げ、制度のしくみと問題点をわかりやすく解説、そして解決への道筋を提示する。高校生から大学生、社会人まで、消費者教育に最適の１冊。
目次
第１部 消費者問題のプラットフォーム（現代社会と消費者；消費者運動の歴史；消費者政策の歴史；地方の消費者行政；消費者教育の現代的課題）
第２部 消費者問題の解決に向けて（契約社会と消費者問題；表示と消費者問題；安全性と消費者問題；カード社会と消費者問題；情報社会と消費者問題；金融商品と消費者問題；未成年者と消費者問題；介護と消費者問題；環境と消費者問題）
著者等紹介
西村多嘉子［ニシムラタカコ］
大阪商業大学総合経営学部教授。関西大学法学部卒業、同大学大学院法学研究科修士課程修了。大阪商業大学助手、講師、助教授を経て現職。著書に『現代日本の消費者と流通』（法律文化社、１９９０年、日本消費経済学会賞）など
藤井千賀［フジイチカ］
大阪体育大学非常勤講師。大阪市立大学家政学部（現生活科学部）卒業、大阪大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。梅花女子大学人間福祉学科教授、大阪体育大学短期大学部教授等を経て現職
森宮勝子［モリミヤカツコ］
文京学院大学経営学部教授。明治大学商学部卒業、同大学院商学研究科博士課程修了（商学博士）、文京女子短期大学経営学科助教授、同教授等を経て現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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