内容説明
日本にとって最大の脅威と怖れられたロシアの実態は、絶対君主制のもと大多数の国民が貧困にあえぐ「未開の大国」だった。ローマでは文明の栄枯盛衰を思い、また「西洋」の多様性を実感する。
目次
ロシア国総説
ロシア鉄道とサンクト・ペテルブルグ市の総説―三月二九日から三一日
サンクト・ペテルブルグ市の記・上―四月一日から六日
サンクト・ペテルブルグ市の記・中―四月七日から九日
サンクト・ペテルブルグ市の記・下―四月一〇日から一五日
北ドイツ前記―四月一六日から一七日
デンマーク国の記―四月一八日から二三日
スエーデン国の記・上―四月二三日から二五日
スエーデン国の記・下―四月二六日から三〇日
北ドイツ後記・上―五月一日から三日〔ほか〕
著者等紹介
水澤周[ミズサワシュウ]
1930年東京生まれ。1954年早稲田大学文学部卒。NHK、国際文化振興会、日本読書新聞等を経てフリー編集兼ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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