出版社内容情報
最新データを掲載した地理学の教科書の改訂版。第2版では日本・世界における自然災害について独立した章を新たに設け、自然災害について概括的な理解ができるようになった。
内容説明
現在の私たちの生活に直接関わる地球環境の問題や地震・火山災害および水害などの自然災害を地理学の立場から考えるための入門書。考察の基礎になる図表を多数掲載。
目次
地球環境の変遷とその原因
古気候・古環境の復元
古海面および旧海岸線の復元
年代測定の方法
地球環境の諸問題
自然災害の概要
地震活動
プレート境界で発生する地震(プレート境界型地震)
活断層の活動によって発生する地震(活断層型地震)
地震災害の実態と将来予測
火山活動と火山災害
水害・土砂災害
人為的要因による災害
地形変化と人間活動との関係
著者等紹介
松原彰子[マツバラアキコ]
東京都生まれ。1987年東京大学大学院理学系研究科地理学博士課程修了。現在、慶應義塾大学経済学部教授、理学博士。専門は自然地理学、第四紀学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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