ブロードバンド市場の経済分析

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  • サイズ A5判/ページ数 214p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766414837
  • NDC分類 694.21
  • Cコード C3033

出版社内容情報

日本のブロードバンド普及成功の鍵は市場競争にあった。IT情報通信市場の特性と成果をデータに基づく計量分析で明らかにし、新たに創出された市場の競争政策の在り方について、特に今後の光ファイバーの普及に向けての示唆を提供する。

内容説明

データに基づく計量分析が明らかにするIT情報通信市場の特性と成果。新たに創出された市場の競争政策の在り方について、特に今後の光ファイバーの普及に向けての示唆を提供する。

目次

第1章 ブロードバンド市場の概観
第2章 ADSLの普及要因
第3章 ネットワーク効果とスイッチングコストの理論
第4章 ネットワーク外部性とスイッチングコスト―IP電話でひとり勝ちが起こりうるか
第5章 回線種別変更のスイッチンングコスト
第6章 ADSL、CATV、FTTHのモード間競争
第7章 光ファイバー普及に向けての課題

著者等紹介

田中辰雄[タナカタツオ]
慶應義塾大学経済学部准教授。1988年東京大学大学院経済学研究科単位取得退学。国際大学グローバルコミュニケーションセンター研究員、コロンビア大学客員研究員を経て、1999年より現職。2003年より公正取引委員会競争政策研究センター客員研究員

矢崎敬人[ヤサキヨシヒト]
工学院大学グローバルエンジニアリング学部講師。2002年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。東京大学先端科学技術研究センター特任助手を経て、2006年より現職。2003年より公正取引委員会競争政策研究センター客員研究員

村上礼子[ムラカミレイコ]
近畿大学経済学部講師。2004年慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得退学。公正取引委員会競争政策研究センター研究員を経て、2005年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

メルセ・ひすい

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10 22 ウィキ 高速大容量デジタル ADSL CATV FTTH IP. 一応日本が先行 日本のブロードバンド普及成功の鍵は市場競争にあった! データに基づく計量分析が明らかにするIT情報通信市場の特性と成果とは。市場の競争政策の在り方について、特に今後の光ファイバーの普及に向けての示唆を提供する。 ここはサルまねできない技術ではない為、すぐまねされてしまう。真似できない技術の研究開発が課題。ここは駄目かも・・・・2008/08/12

washi

0
田中先生は、業者が主張するWinnyによる経済的被害が誇張されたものであることを実証したことで有名。日本のFTTHの利用可能率は数年前から(特に都市部で)ほぼ100%なのに、普及率はここ数年で韓国などに追い越されている。スイッチングコストの所在についての著者の知見を政策に活かして、市場のパフォーマンスを改善できないものか……。2008/07/02

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