出版社内容情報
日本のブロードバンド普及成功の鍵は市場競争にあった。IT情報通信市場の特性と成果をデータに基づく計量分析で明らかにし、新たに創出された市場の競争政策の在り方について、特に今後の光ファイバーの普及に向けての示唆を提供する。
内容説明
データに基づく計量分析が明らかにするIT情報通信市場の特性と成果。新たに創出された市場の競争政策の在り方について、特に今後の光ファイバーの普及に向けての示唆を提供する。
目次
第1章 ブロードバンド市場の概観
第2章 ADSLの普及要因
第3章 ネットワーク効果とスイッチングコストの理論
第4章 ネットワーク外部性とスイッチングコスト―IP電話でひとり勝ちが起こりうるか
第5章 回線種別変更のスイッチンングコスト
第6章 ADSL、CATV、FTTHのモード間競争
第7章 光ファイバー普及に向けての課題
著者等紹介
田中辰雄[タナカタツオ]
慶應義塾大学経済学部准教授。1988年東京大学大学院経済学研究科単位取得退学。国際大学グローバルコミュニケーションセンター研究員、コロンビア大学客員研究員を経て、1999年より現職。2003年より公正取引委員会競争政策研究センター客員研究員
矢崎敬人[ヤサキヨシヒト]
工学院大学グローバルエンジニアリング学部講師。2002年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。東京大学先端科学技術研究センター特任助手を経て、2006年より現職。2003年より公正取引委員会競争政策研究センター客員研究員
村上礼子[ムラカミレイコ]
近畿大学経済学部講師。2004年慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得退学。公正取引委員会競争政策研究センター研究員を経て、2005年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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メルセ・ひすい
washi




