内容説明
ロシアの政党、一般市民の政治意識、非ロシア民族の意識などの分析を通じて、現在のロシアの政治や社会、市民の真の姿と、その抱える問題を明らかにし、ステレオタイプを排した客観的で総合的なロシア研究の確立を目指す。
目次
第1章 ロシアの「政党法」と政党制―プーチン政権下における一党優位体制の制度的背景
第2章 政府党体制の制度化―「統一ロシア」党の発展
第3章 タタルスタンのジェンダーの状況
第4章 ロシアの世論研究の歴史と現状―全ロシア世論研究センター(VTSIOM)を中心にして
第5章 ロシア「市民社会」の現代的位相
第6章 プーチン登場以降のロシアの「市民社会」―研究史の試み
著者等紹介
横手慎二[ヨコテシンジ]
慶應義塾大学法学部教授。1950年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学
上野俊彦[ウエノトシヒコ]
上智大学外国語学部ロシア語学科教授。1953年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 週刊ダイヤモンド 10年6月12日号 …