内容説明
ナショナル・アイデンティティの模索の歴史ともいえるアメリカ建国以来の歴史の中で、多文化主義と二言語教育はいかなる趨勢をたどってきたか。その歴史を丹念に追いながら、ヒスパニック系住民の意識にも迫る。
目次
序章 研究の目的と方法
第1章 ナショナル・アイデンティティの模索と国民統合論の史的展開
第2章 二言語教育をめぐる政治社会学
第3章 カリフォルニア州住民提案227可決の教育プログラムへの影響
第4章 ロサンゼルス統合学区におけるEL生徒への教育の事例研究
第5章 二言語教育に対するヒスパニック系の親の両義的態度
第6章 ポスト65年移民第二世代の社会的統合の行方
第7章 アメリカのナショナル・アイデンティティ再考―ヒスパニック系移民のアイデンティティに注目して
終章 研究総括と今後の展望
著者等紹介
小林宏美[コバヤシヒロミ]
慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所研究員、大東文化大学・桜美林大学で講師。2006年慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。博士(法学)。研究分野は国際社会学、アメリカ政治・社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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