清代中国の地域支配

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  • サイズ A5判/ページ数 476,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766413533
  • NDC分類 222.06
  • Cコード C3022

出版社内容情報

268年にわたり中国に君臨した「清王朝」。その統治の実態を「公牘」などの地方文献によって明らかにし、その史料的意義を実証した画期的研究書。

内容説明

中国大陸、台湾、アメリカなどに眠っていた「地方文献」により、官撰資料では分かり得ない同時代人のなまの声を掘り起こし、清朝中国の統治制度の実態に迫る一冊。

目次

清代中国の地域支配についての理解と史料
第1篇 徴税機構の再編(税糧方攬の展開;自封投櫃制の構造;紳衿による税糧方攬と清朝国家 ほか)
第2篇 清朝と在地勢力(清朝の江南統治と在地勢力;康煕年間の浙江在地勢力;雍正紳衿抗糧処分考 ほか)
第3篇 郷村管理と地方文献(地方志の編纂と地域社会;郷村組織再編の一過程―蘇州呉江・震沢の場合を例にして;郷村組織と地方文献―蘇州洞庭山の郷村役を例にして ほか)
附篇

著者等紹介

山本英史[ヤマモトエイシ]
慶應義塾大学文学部教授。1950年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。山口大学人文学部専任講師、同助教授、慶應義塾大学文学部助教授を経て1996年より現職。1982年2月より1年間、山東大学に高級進修正として留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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