出版社内容情報
日銀から転身した大学教授による教育エッセイ。大学は社会においてどのような機能を果たすべきか。また、大学教員はどのような任務を果たすことが求められているのか。高等教育機関のあり方について、自らの実践をもとに書き綴ったエッセー集。
目次
第1章 学部教育の目標(米国プリンストン大学で考えたこと;米国プリンストン大学の学部教育―その理念・制度的特徴・SFCへの示唆)
第2章 総合政策学の確立をめざして(総合政策学とは何か;総合政策学とは何か、どう学ぶか ほか)
第3章 SFCの課題(先端性の維持、組織のインテグリティ確立;学部教育理念の明確化、組織のインテグリティ強化 ほか)
第4章 学部ゼミ生および大学院生へのメッセージ(ゼミ生のタームペーパーへのコメント;半学半教―慶應義塾の伝統 ほか)
第5章 学部ゼミでの研究と人的つながり(前進を続けるSFC、そして文部科学省COEプログラム;この世のものは二種類のうちいずれか ほか)
著者等紹介
岡部光明[オカベミツアキ]
1968年東京大学経済学部卒業。1973年米国ペンシルバニア大学修士課程修了(MBA)。日本銀行金融研究所研究第1課長、米国プリンストン大学客員講師、豪州マックオーリー大学教授などを歴任。1994年慶應義塾大学教授(総合政策学部)に就任。この間、英国オックスフォード大学上級客員研究員、米国ミネソタ大学客員教授、オーストラリア国立大学客員研究員などを兼任。政策・メディア博士。慶應義塾評議員。大学基準協会評価委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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