英語支配とことばの平等―英語が世界標準語でいいのか?

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英語支配とことばの平等―英語が世界標準語でいいのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 252,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766413045
  • NDC分類 830.4
  • Cコード C0037

出版社内容情報

英語は、政治、経済、、観光、娯楽など世界中のあらゆる場面で使われており、事実上「世界標準語」となっているが、「グローバル化」の負の側面ともいうべき「英語支配」が生み出す不公平・不正義・不平等を明らかにし、「英語が世界標準語でよいのか」という問題提起をおこなう。

内容説明

英語の「一言語独裁」により、非英語話者は「不平等」と「言語権の侵害」を被っているという観点を提供し、「コミュニケーションの平等」を実現するために、「ことばの平等」を確立することが必要であることを主張する。

目次

グローバリゼーションと英語支配
第1部 「英語=世界標準語」が生み出す6つの問題(コミュニケーションの不平等と差別が生まれる;少数言語の衰退に拍車をかける;世界文化の画一化につながる;「情報リッチ」と「情報プア」を生む;「英語神話」による精神支配;英語支配の序列構造)
第2部 「英語=世界標準語」への対応策(日本では、まず日本語で;英語教育を縮小し、日本語本位の教育を;英語を公用語にする必要はない;英語支配への国際的取り組み―「英語税」導入と英語教育の無償化)
第3部 「ことばの平等」を目指す(ことばのエコロジー―ことばとコミュニケーションの平等;「ことばの平等」のための言語政策―国際言語協定と言語権の確立)
「英語信仰」から「脱英語主義」へ

著者等紹介

津田幸男[ツダユキオ]
筑波大学大学院人文社会科学研究科教授。Ph.D.(南イリノイ大学、1985年、スピーチ・コミュニケーション)。専門は英語支配論、言語政策、英語教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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少年隊世代

0
著者の言わんとすることはまあ分かる。インドやフィリピンでは、英米の植民地化、占領の頃に刷り込まれた英語の呪縛から抜け出せないという。確かにインドでは、英語の出来具合がそのまま、その人の収入や地位に反映されてしまう傾向があるらしい。しかし、英語や英米を感情的に敵視しているような感も否めない。それに残念ながら弱肉強食の社会では、強い国の言語が、権力を発することはある意味仕方がないことでもある。大事なのは、英語排斥ではなく、他の国も、それぞれ力をつけることでないのか。2017/03/21

Pikumin

0
「英語は出来なくてもよい」と言ってしまうとちょっと語弊がある気がする。少なくとも、英語に限らず外国語を習得する努力は必要だと思う。2010/07/19

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