内容説明
小選挙区比例代表並立制の導入が、政党による公認候補選びや、実際に当選する候補者の傾向に与える影響を、1960年以降の衆院選挙での公認に関するデータの統計分析結果と自民党候補者へのサーベイなどをもとに、初めて分析した実証研究。
目次
第1章 イントロダクション
第2章 選挙制度改革とその影響
第3章 小選挙区制下における公認の論理
第4章 小選挙区比例代表並立制下における自民党公認
第5章 2004年以降における自民党の候補者選定
第6章 結論
Appendix
著者等紹介
浅野正彦[アサノマサヒコ]
拓殖大学政経学部教授。1959年宮城県生まれ。1989年早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。2004年カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)Ph.D.(政治学)取得。東京大学社会科学研究所助手を経て、2006年4月より現職。慶應義塾大学21COE‐CCC学外研究協力者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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