日中戦争の国際共同研究
日中戦争の軍事的展開

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  • サイズ A5判/ページ数 468p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766412772
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C3031

内容説明

日米中台の研究者が新たな視点から、日中戦争の軍事的な展開を捉えなおす。

目次

第1部 戦火の拡大(戦争前夜―1937年7月の日本陸軍;中国空軍の対日戦略―日本爆撃計画を中心に;盧構橋から南京へ;1937、中国軍対日作戦の第1年―盧構橋事変から南京陥落まで;日本陸軍における戦略決定、1937‐1945)
第2部 戦場の諸相(華中の日本軍、1938‐1941―第11軍の作戦を中心として;華北の対ゲリラ戦、1939‐1945―失敗の解析;華北における中共の軍事活動、1939‐1945―山東抗日根拠地を例として;日中戦争における日本兵の士気―第37師団を事例として)
第3部 勝者と敗者(一号作戦―実施に至る経緯と実施の成果;北ビルマ・雲南作戦と日中戦争;戦後中国をめぐる葛藤―抗日戦争勝利前後における国共両党及び日本軍の角遂;利用された敗者―日本軍武装解除をめぐる国共両党のかけひき)
第4部 戦争の意味(日中戦争と太平洋戦争の戦略的関係;中国軍事史の文脈から見る日中戦争)

著者等紹介

波多野澄雄[ハタノスミオ]
筑波大学大学院人文社会科学研究科教授

戸部良一[トベリョウイチ]
防衛大学校教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nnpusnsn1945

7
日中戦争の軍事面についての論文集。戸部良一氏の論文で、戦場の食料不足に言及があったのは良い。他にも、蒋百里がドゥーエの戦略爆撃に対する着目があったこと、陸軍第37師団の戦争社会学も面白かった。日本のみならず、アメリカ、台湾、中国の合同研究のため、それぞれの視点の微妙な違いも窺い知れるだろう。2020/10/19

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