歴史学と社会理論

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  • サイズ A5判/ページ数 392p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766412543
  • NDC分類 201
  • Cコード C3020

内容説明

歴史研究と社会理論研究には、各々「過去と個性」、「現在と一般性」を重視するという研究スタンスの違いがある。そこからくる偏見や確執により不明瞭になっているこの問いに、文化史研究の第一人者ピーター・バークが明快に答えた名著の本邦初訳。

目次

第1章 理論家と歴史家(耳の悪い者同士の対話;歴史学と社会学の分化 ほか)
第2章 モデルと方法(比較;モデルと類型 ほか)
第3章 中心的な諸概念(社会的役割;性とジェンダー ほか)
第4章 中心的な諸問題(機能;構造 ほか)
第5章 社会理論と社会変化(スペンサーモデル;マルクスモデル ほか)

著者等紹介

バーク,ピーター[バーク,ピーター][Burke,Peter]
1937年生まれ。ケンブリッジ大学文化史講座の名誉教授、イマニュエルカレッジの名誉校友(フェロー)。オックスフォード大学を卒業後、同大学聖アントニーカレッジで研究、博士論文執筆中にサセックス大学に招聘される。同大学で16年の教員勤務の後、ケンブリッジ大学に移り、文化史講座教授を長く担任。New Cultural Historyを提唱し、「文化史」概念を刷新。ヨーロッパ史家、文化史家として世界的に著名な歴史家

佐藤公彦[サトウキミヒコ]
1949年生まれ。東京外国語大学外国語学部教授。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。中国近代史・東アジア国際関係史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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八八

3
文化史家であるピーター・バークが歴史学と社会理論をいかに接合させることができるのかについて、さまざまな社会理論を紹介しながらその長所や短所などを述べる。歴史を考えるなかで社会学や現代思想がどのような方法論を与えてくれるのかヒントをそのヒントを教える。2019/02/13

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